好天!激走!2013函館ハーフマラソン
定員を超す4000名余りがエントリーし、”歩留まり”85%、過去最高の約3450名がスタートラインに並んだ今年の函館ハーフマラソンは、快晴微風のコンディションの中、約3300名が完走を果たしました。急遽出場は決まった藤原新選手のお陰で、公務員ランナー川内選手とともに個性ある日本のトップランナー対決が実現し、レース結果は大手スポーツ紙にも掲載されるなど、全国的にも注目を集める大会となりました。
陸連登録のメリットで、招待選手のすぐ後ろ、藤原新選手の背中を見ながらのスタートとなった私は、市長のピストル不発で全員3秒ロスのプチハプニングはあったものの、函館ハーフでは実質初のハンデ無しスタート。懸念したとおりトップランナー達のスピードに撹乱され、最初の1km突っ込んで3分55秒。次の1kmは4分7秒と想定タイムに落とし、後はどこまでこのペースを維持できるか。前日に立てた目標タイムは5kmで20分30秒、10kmが42分ジャスト。実力的に厳しい目標ですが、これくらいで入らないとサブ90は難しいのです。
ところが3km過ぎあたりから4分10秒が維持できなくなり、5kmの入りは21分、昨年と同じです。谷地頭までのアップダウンも昨年と同じ4分20秒台、その後少しペースアップしたものの、10kmの入りも昨年と同じジャスト43分。疲労感はそれほど無いものの、これじゃ去年と一緒じゃん。自己ベストと同じペースで走れているのは力が付いたのか成長していないのか。後でGPSのデータを確認すると11km通過は昨年と1秒たりとも狂っていませんでした。14kmの折り返しも昨年とほとんど同じ1時間余り。この時点でサブ90は諦め、自己ベスト狙いに切り替えました。誤算は予報以上の好天で、最高気温も平年より3℃高い23℃。雨が降った昨年より5℃以上高い中でのレースとなったことです。昨年km4分20秒程度でまとめたラスト2kmに、今年は体力消耗で4分30秒近くかかって、結局昨年より16秒遅い1時間32分台。今年もサブ90達成はなりませんでした。
どうも私にはkm4分20秒の壁があるようで、4分20秒台では長く走ることができても、それを切ると心肺機能が長く続きません。この辺が限界なのかと少し落ち込んでいたら、夜の打ち上げでサブ3のラン仲間から心肺機能は55歳くらいまで高めることができると聞きました。まだ、7年もある。再び闘志に火が付きました。
ところで、今年も昨年に引き続きフルマラソン創設活動を行う団体で、ユニフォームを作ってチームとしての出場。ランナーも20名を超え、ちょっとした勢力に仲間が増えました。私がこんなことをしていなければ、21kmも”走らされる”ことも無かったメンバーの何人かは、大会創設アピールのため2時間を大きく越えて競歩状態で競技場に戻ってきました。中には競技場数メートル手前で打ち切りにあったり、リタイヤバスに拾われたメンバーもいましたが、応援してくれた仲間とともに函館フルマラソンの創設に向けて大きな力となってくれました。この様子は本日の地元紙に掲載されています。
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