« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »

2013年6月

2013年6月29日 (土)

函館のおかしなところを正せ(5)函館山登山道渋滞編

201151017271302このブログで取り上げて2年が経過した、函館山ロープウェイ休業期間中の函館山登山道の大渋滞。ある業界団体が要望書を提出するということで、観光協会の立場としては動向を見守るだけでしたが、一昨年もそして昨年もこれといった有効な対策が取られることはありませんでした。幸い、昨年暮れに開催された渋滞対策会議から私も呼ばれるようになったため、早期解決のため積極的に発言してきました。「一般車輌の規制を延長する、何でこんな簡単なことができないの」と。

問題は数年前から指摘されており(詳しくはこちら)、すぐにでも取り掛かるべきことなのに、一昨年は看板等を増加したのみで効果は薄く、昨年は根拠となる実態調査で渋滞時の車輌台数をカウントのみ。これを元にようやく車輌規制かと思いきや、住民理解が必要・・・警察を説得できない等々で、実施は次年度以降との雰囲気になってきたので、時として人間関係にヒビが入ることもあるきつい言い回しで詰め寄りました。「いつやるの・・・今年でしょ」。

嫌われるのは承知の上、普段は問題を多々指摘しながら、発言に責任が発生する会議の席では先送りという甘い言葉に丸めこまれる良い人が多いことに危機感を覚えていました。もちろん、役所の担当者が普段は同じベクトルで仕事をし、言えば動いてくれる人だと分かっていたこともありました。幸い、業界の重鎮が味方に回ってくれたこともあり、今年度は全期間規制延長は無理でも、実証実験という形で、ロープウェイ休業期間中の週末だけでも一般車輌の規制を行う方針で進めることになりました。

警察との話し合いにも同行しました。確かに説得に苦労する役所は、警察に分が悪いのが見て取れましたが、私はマラソン絡みで面識もあったので、ここでも引くことなく強気に発言しました。「数年前、人の命に関わるような事象も起きました。逆に見過ごしても良いのか」と。

結果、住民理解を得て、周知徹底できれば10月下旬のロープウェイ休業期間中、各2回ある金曜、土曜の16時から21時まで(日没時刻の関係で開始解除とも1時間早める予定)、試験的に一般車輌の規制を行う方向で了承されました。現在、関連町会に説明を行い、来月にはこの件でパブリックコメントを募集する予定となっています。

長年、観光関連業界で指摘されていた問題がひとつ、今年度解決に向けて動き出します。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村

2013年6月27日 (木)

北海道の観光政策を直接聴く会

Dsc_1076一昨日、参院選の北海道選挙区立候補予定者の観光政策を聴き、投票の判断材料とする趣旨の討論会が札幌で開催され、全道各地から多くの観光関係者が集まりました。内容は、残念ながら各候補者いずれもいかにも俄か勉強をしてきたという感じで、感心するほどの発言はありませんでしたが、今回の試みは北海道の観光に対する政策転換に繋がるターニングポイントとなるかもしれません。

かつて、観光というのは民間が取り組むものというイメージが強く、当地においても市に対して要請することはあっても国や道への働きかけはほとんどありませんでした。今より観光関連業界に携わる人数も相対的に少なかったこともあり、選挙においても票に繋がる建設業界などと比較して”軽視”される業界でもありました。それが、この10年ほど、特に小泉政権で訪日観光客の倍増目標を掲げたあたりから潮流が変わりはじめ、観光庁創設で国の関わりが強まりました。思えばここ数年、先生と呼ばれる方たちや、国の役人と観光というくくりで話をする機会が以前とは比較にならないほど増えています。

これは北海道に限らず、全国共通のことだと思っていましたが、どうやらそうではないようです。このたびの”直接聴く会”は大手旅行代理店が中心となって企画したものだと聞いておりますが、その実行委員会が作った資料に驚くべきことが書かれていました。北海道同様観光県のイメージが強い沖縄県。沖縄県の観光予算は年間92億円です。これに対して北海道の観光関連予算はわずか6億円。人口、面積等々考慮すればその差はさらに拡大します。農業や建設関連予算が大きいとはいえ、北海道の観光関連予算は、総予算のわずか0.02%!です。我々が道に頼らないのも当然です。

会の前段で、沖縄の観光業界で中枢を担っている方の講演があったのですが、話を聞く限り、沖縄は国からも多くの観光関連予算がついているようです。ただ、その裏には沖縄では早くから民間がこのたびの会のような要請のための組織を立ち上げ、県や国に予算獲得のための働きかけを行っていたとのことです。観光関連業界従事者の割合が多いとはいえ、知事選などにおいても業界がマニフェスト発表会を主催し、投票の判断材料としているほど、観光業界が県政や国政に関わる努力を続けての結果です。

そのようなことがわかっただけでも有意義な会でした。ある候補者が言っていましたが、公共事業の経済効果は投入金額の1.7倍。対して観光は3倍に上るとのことです。「聴く会」には道政に関わる方々も来場していたであろうし、新聞報道等で知事や道政の中枢を担う方たちの耳にもその内容が届くことでしょう。道の観光に対する見方が大きく転換することを期待します。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村

2013年6月24日 (月)

GLAYの夏

最高気温が25℃を超え、夏の日差しが降り注いだ今日、3回目になるGLAYライブサポート協議会が開催されました。”未曾有”のライブまであと1ヶ月余り、その概要が少しずつ見えてきました。これとは別に、つい先程まで、このブログを読んだというテレビ局の取材が来て、GLAYライブ当日の予約動向やビッグイベントを迎えるにあたっての観光業界の意気込みなどを聞いていきました。否が応でも、私の周りでは函館史上最大のイベントに向けて盛り上がりが感じられます。

Dsc_1070さて、イベントの詳細は近日中に公式HPで公表されるそうですが、今日知った中で話しても良さそうな現況をお知らせします。まず、会場となる緑の島のステージ、先日のブログでコメントを頂いたとおり、ステージは函館山側に出来るようです。そうなると段差が低い海側からは少し見づらくなるのではないかと思っていましたが、この部分はライブ会場ではなくホスピタリティエリアという飲食ブースになるようです。道南の食材を使用した市内及び近郊の飲食店など、すでに出店する店舗も確定済みです。

会場外では、金森倉庫がある七財橋から西埠頭までの港沿いの通りがライブ前後に通行止めになります。市電、バスはほぼ通常通りの運行になりますが、会場付近には駐車場が少なく、車で現地に向かうことはほぼ不可能と考えた方が良さそうです。緑の島に隣接する西埠頭がツアーバスの発着場となり、公式ツアーで訪れた方は、ここから約800m歩いて会場に向かうことになります。

取材を受けた函館市内の当日の客室ですが、当然のごとく何処もほぼ満室。しかしおそらく、今週末に予定されている一般向けチケット販売で、宿泊だけ先に抑えてチケットを手に入れられない方も出てくるものと思われます。主催者もチケットの売れ行きに関しては当初より何も心配しておりませんでした。WOWWOWでの当日生中継も決定したようで、テレビクルー分、販売座席が少し減るとの事。

尚、当ホテルでは一般チケットの販売終了後、ご予約いただいているお客様にチケットと交通手段が確保出来ているかを確認させて頂きます。原則3連泊以上でお申し込みいただいておりますが、交通手段が確保できれば前後のキャンセルは可能とお話しさせていただいております。おそらく複数のキャンセルが発生(既に一部出ております)すると思われますので、キャンセル分は来週半ば以降にお電話のみにて再販させていただきますので、宿が確保できていない方、お問合せ下さい。

今後もお伝えできる情報は、このブログで逐次発信したいと思います。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村

2013年6月21日 (金)

2013函館ハーフマラソン定員迫る

2013poster_big今週月曜日からエントリーが開始された函館ハーフマラソン。昨日段階で申込数が3000名を超え、順調に数を伸ばしています。昨年、告知不足もあって前年から倍増した4000名に対し3600名余りと定員に達しませんでしたが、今年は7月5日の締め切りを待たず、早ければ来週の早い段階で打ち切りになってしまうかもしれません。近年、旭川ハーフと同日開催で競合関係にあることも一因のようですが、今年の函館ハーフは公務員ランナーの川内選手や、ハーフでは互角以上記録を持つの実業団や有名大学のトップランナーも参戦の予定。出場を考えているランナーにはお早目のエントリーをお薦めします。

さて、2年後の開催を目指して着々と準備を進めている函館”フル”マラソン。ハーフと同時開催で1万人規模の大会を目標としていますが、一部にハーフで4000人集めるのに苦労しているのに本当にそんなに集めることが出来るのかという声もあります。心配無用。いろいろな場で話していますが、10kmやハーフを含めたランニングの大会は年間全国で1500を超えるといわれています。しかしそのうち日本陸連公認のフルの市民マラソン大会はわずか年間60ほど。さらにそのうち街中を走る都市型マラソンに至っては、近年大都市を中心に増えたとはいえ、その半数ほどに過ぎません。取り組んできて分かりますが、都市型のフルマラソン大会を創設することはあらゆる意味でハーフの倍では済みません。それだけ簡単には創設できないということで、逆に出来れば圧倒的な競争力を持つことになります。

先述の旭川や北見など、近年、道内でもハーフマラソン大会は新たに創設されています。ランニングブームとはいえ、地元7割が相場のハーフでは、競合もあって外からランナーを呼び込むのは容易ではありません。一方フルマラソンは、走れる人も少ないことがあって地元比率は逆転して3割ほど。フルマラソンを走る多くの市民ランナーは、数少ない魅力的な大会を探して全国を旅するのです。家族、友人を伴って・・・。

話は戻って函館フルマラソン。コース案公表までこぎ付けたものの、2年後の実現に向けてはまだまだ乗り越えなくてはならない壁があります。私達がこれから数ヶ月かけて取り組むのは市民の理解を得ること。この街に大きな経済効果をもたらすとはいえ、市内中心部を長時間交通規制しなければならず、市民やコース沿線に事業所を構える企業には少なからぬご迷惑をお掛けします。幸い、警察には市民の理解を得られるなら全面的に協力してくれるとの言葉を頂いているので、快く大会を受け入れてもらえるよう、規制案をもって各所へ説明に回る予定です。すでに開始しておりますが、業界団体の総会や会合にお邪魔して説明させていただく他、関係する町会には回覧する資料を配布の予定です。

たかが1日、2日とはいえ外部から1万人近い人が集まるイベント。新幹線時代を迎え、このような人が集まる仕掛けを、如何に数多く創っていくかがこの街の将来を左右すると本気で思っています。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村

2013年6月17日 (月)

GLAYライブ会場「緑の島」整地完了

次男の少年野球チームが全道大会出場を決めたチームと大健闘の接戦を演じ、中学校で文科系クラブに所属した長男が、この春まで所属していた少年サッカークラブがPK戦を制して地区代表決定戦に進出したのを見て心が揺れ、私はゴルフコンペで相変わらずの100叩きをし、サッカー日本代表がブラジル代表に完敗を喫したこの週末、函館市内ではGLAYのTAKUROとTERUがラジオの公開録音で凱旋ライブへの思いを語りました。

Dsc_1063そのGLAY凱旋ライブが行われる函館港に浮かぶ緑の島の”突貫工事”が終了し、ライブのための応急整地が完了しました。段差がある各々サッカー場の1面余りの二つの芝生広場が盛土によって遮られていたのですが、この盛土を取り除き、段差をなだらかなスロープ状にして接続しました。これによって、ライブに来る2万数千人の観客の収容が可能になりました。接続部分も芝生であれば見栄えも良いのですが、今のところ整地した部分はクレーコート状で如何にも応急措置。最も二つの芝面に段差があることで、ライブ会場としては遠くの人でも見えやすいのではないかという印象を受けました。

ステージの設置場所は公表されておりませんが、段差の低い方である海側に造るのが自然に感じられます(写真は海側から高い段差の函館山側を写したもの)。2万人を越えるGLAYファンがこの街に訪れる様子は、まだ想像を絶する段階ですが、その準備は着々と進んでいます。尚、昨日行われた公開録音は6月23日19時より、FM北海道で放送されるそうです。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村

2013年6月14日 (金)

明日から開催ロングラン函館競馬

Photo余りのハイレベルな戦いに、出走回避続出となった今年の宝塚記念。中長距離のG1で他の3頭が出なければ、いずれも1番人気を背負うことが確実の現代4強の争いがどうなるか競馬ファンの注目を集めていたのですが、その中でも最有力候補のオルフェーブルがまさかの離脱。個人的にも馬券以上にレースが楽しみだったので少し、いや、かなり残念です。

ところで、馬券を買うのはほとんどG1レースのみ。私の今年の馬券収支がどうなっているかIPATで確認してみると、見事にトントン。ずっとジリ貧続きながら、安田記念と調子に乗って買った掟破りのG3エプソムカップで一気に挽回。ふと、このままトントンあるいは負け越しでも、配当が100万円を越えたら税金を払わなくてはいけないのかと思うも、半年経過で購入も配当も十数万で心配御無用。大万馬券でも当たったら堂々と税金を払ってあげましょう・・・無理か。スマホで馬券が買えて、個人の収支がガラス張りの時代。ハズレ馬券が経費に算入できないあり得ない税制。早く法改正してくれないと競馬も楽しめなくなりますよ。

前置きが長くなってしまいましたが、明日から中央函館競馬が開催されます。今年は札幌競馬場改修のため、2ヶ月半のロングラン開催です。もちろん我々観光業界にはポジティブ材料。例年以上に週末は予約も上々です。尚、当ホテルはじめ、函館ホテル旅館協同組合所属のホテルでは、連日豪華賞品が当たる「うまたび抽選会」の抽選券をお渡ししています。ホテルに宿泊され、競馬場へ向かう予定のお客様、フロントにてお申し付け下さい。

競馬とともに、函館は本格的観光シーズン突入です。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村

2013年6月12日 (水)

バブル崩壊?

兜町の真ん中で10年以上株式市場と戦ってきた経験から、どんな有名な経済評論家の話を聞くより、あるいは新聞紙上の一般的な見方を信じるより、過去と同じようなケースを探し分析した方が圧倒的に正しい結果を導き出せることを知りました。上昇局面がいつまで、どこまで続くか見通すことは大変難しいのですが、下落局面、特にパニック的な下げは洋の東西、時代を問わず似たような動きになります。所詮、相場は群集心理です。

先月、日経平均は史上10番目の下落率を記録しました。通常このような値下がりはセリングクライマックスすなわち下げの最終局面に起こることが多いのですが、過熱気味のピーク時に、しかも取りたてて強烈な悪材料が無いにもかかわらず、突然大幅下落したレアなケースが十数年前にもありました。ITバブル崩壊のきっかけとなったと言われる2000年4月17日の急落です。現在でも1日の下落率としては史上11番目の記録として残っています。

詳しくは述べませんが、直前の過熱は現在のアベノミクスを彷彿させるものがありました。異なるのは当時は、過熱する銘柄群(IT関連)に偏りがあったことで、その点、日経平均という指数は今回ほど直前に急騰といえるほどではありませんでした。しかし、大幅な下落をした後のムードは今と大差なく、一時的な下落で上昇トレンドの中の調整との見方が圧倒的でした。【下のグラフは日経平均2000年高値と今回高値を基準に前後の動きを示したもの。左軸が今年。右軸が2000年】

2013225

しかし現実はグラフの通り。先月急落直後、もう今年の高値は無いと判断したのはこの状況を分析したからです。一頃の楽観論一辺倒では無くなったものの、依然上昇トレンドの中の調整で、上昇が急すぎたための反動との見方が多いようですが、需給面からは2000年の下落時とそっくり。下げパターンもうり二つです。先日の安値が目先の底で、今日の13000円前後は絶好の押し目買いと判断している方も多いでしょうが、個別銘柄の動き、あるいは東証2部指数などのチャートなどからみても、2000年同様、もう1,2段下げて、逆に12500~13000円、すなわち、今のレベルが戻り高値の抵抗線になるのではないかと見ています。

もちろんチャートだけで判断する訳ではありません。群集心理が効くのは下げの初動部分。需給の節目も当時とは異なるのでこれから先、2000年と同じ動きとなるとは思ってません。ただ、気を付けなくてはならないのは不気味な金利上昇を見せる債券市場と、リーマンショック以前以上のジャブジャブの金融緩和の中で高値圏にある米国株式市場です。これらが崩れるようなことがあったら、思わぬ暴落が起こらないとも限りません。そうなったら、再びチャート分析が威力を発揮するのですが。

今後も株式市場に参戦する方は、相場全体が売られたときに買って、リバウンド局面で売却する逆張りに徹した方が良さそうです。当たるも八卦・・・。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村

2013年6月10日 (月)

走る見る打つ

Dsc_1057昨日、朝6時半に家を出て、一路八雲町へと向かいました。昨年に続いて八雲ミルクロードレース10kmの部に出場するためです。結果から言うと、昨年より20秒以上遅い、42分50秒弱。この時期の八雲町には珍しくピーカンで、気温もスタート時点で昨年より5℃以上高い厳しい気象条件だったとしても、またなぜか10km走の折り返し地点を自分は対象ではないと勘違いして10mほど通過するロスがあったとしても、最近の調子から42分は切れるのではないかと期待していた割に残念な結果。成長が感じられません。

後で調べてみると、3kmまでのラップは昨年とほぼ同じ約4分/km。その後のきつい登り坂から残り7kmで、昨年に比べkmあたり1~8秒遅くなっての結果です。情けないのはこのペースを持続してハーフを走れても90分を切れないこと。アップダウンのあるコースで、ランニングにはやや厳しい条件だったにせよ、サブスリーのラン仲間はしっかり40分を切っており言い訳はできません。ハーフサブ90、フルサブ3.5を何としても実現するため、負荷のかかるトレーニングを増やしていくつもりです。

さて、昨日のメインイベントはこの大会ではありません。40代10kmの部では昨年と同じ7位入賞だったものの、賞状を受け取ることなく昨秋大沼公園まで延びた高速に乗って函館へとんぼ返り。次男が出場する少年野球の大会を見るためです。

奇跡的なクジ運で2大会連続オーシャンスタジアムでの初戦。前回大会は肘を痛めて出番が無かっただけに、何としてもビデオに残さなくてはなりません。この春、自宅にティーバッティング用のネットを購入し、連日(でもないが)バットを振り込んだ成果で、昨秋の9番からクリーンアップを任されるまでになった野球命の次男坊。試合は練習試合で快勝している相手に、初回、緊張からありえないミスで3点を献上し暗雲が漂いましたが、相手のエラーにも救われて大量得点。息子もセンターオーバーのツーベース(普通のセンターフライを野手が後逸)を放つなど、コールド勝ちで気分良く帰宅できました。

2回戦は来週末ですが、私は所属団体のゴルフコンペで見ることが出来ません。役職とともにこれからゴルフのお付き合いも増えそうで、今まで通りの何ちゃってゴルフではそろそろヤバいと思うようになりました。今年はちゃんと練習することにします(予定)。帰宅後は練習場で120発。ハードながら充実の体育会系の休日は、これから毎週続くことになりそうです。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村

2013年6月 8日 (土)

駅伝気分&函館ハーフエントリー迫る

Dsc_1055昨日、旅行業関係の総会があって3ヶ月振りの東京出張。明日が今年初大会となる八雲ミルクロードレース10kmということもあって、今回も出張RUNをすることを決めていました。宿泊先は品川プリンス。前を走る第一京浜は箱根駅伝の1区、10区のコースです。当然のごとく本日早朝、品川駅前から大森駅までの5km余りを、駅伝ランナーを妄想しながら往復しました。

ところで、本日都内で日本陸上選手権が行われることを知ったのは、パッケージで航空券を購入した後。函館フルマラソン創設に共に関わる、市内陸連関係者の方に教えられました。初めから知っていれば、特に予定のなかった今日、高校生スプリンター桐生選手の激走や、昨年食事を同席させてもらった、やり投げ村上選手の優勝を目の当たりにできたのに・・・と、今テレビを見て後悔(この時間では函館に戻れないか)。

その陸連関係の方、現在選手権会場「味スタ」にいるはずです。目的は、函館ハーフに出場が内定している公務員ランナー川内選手と互角に戦える招待選手を複数決めてくる為です。今年の函館ハーフ、川内選手だけでなく、国内トップ選手達のレベルの高いデットヒートも楽しめそうです。函館ハーフのエントリーは6月17日(月)から。昨年は、倍増した定員の4000名に届きませんでしたが、今年は申し込み用紙の送付自体が昨年の倍近く、有力選手の出場で注目度も高まり、早い段階で定員に達してしまうかもしれません。

お申し込みはお早めに。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村

2013年6月 5日 (水)

晴天続く函館

このところ函館は春先の寒さを補うように心地よい晴天が続いています。この時期独特の海霧もどういうわけか余り発生せず、最高気温も20℃前後と実に快適です。昨日までの日照時間が5日連続で10時間を上回り、今日も続けば数十年ぶりの記録となるそうです(本日、午前中曇っていたため、限々届かないようですが・・・)。同じ北海道でも、道北やオホーツク海側は肌寒い気候が続いているようですが、道南函館は今後の予報も晴れマークが続き、気温も平年より高めで、連休の無い月であるのがもったいないくらいです。

Dsc_1038そんな訳で、私のランニングも実に順調。5月中旬から月300kmペースに上げ、先週は今年初めて函館山RUNを敢行しました。早朝、谷地頭温泉に車を置き、立待岬経由で函館山登山道に向かい、片道4km、標高334mの山頂を目指し坂を駆け上がります。トータル約13km、厳しいトレーニングですが、新緑の山道はそれを感じさせない爽快さがあります。ランニング後は茶色い温泉に漬かっていざ出社。朝から温泉は、函館ならではの文化です。

おかげで今年は足の痛みも無く好調。先日もアップダウンのある10kmの練習コースのペース走で、初めて45分を切り、40代の年男は自己記録更新の予感。まずは今週、今年初レースである八雲ミルクロード10kmで、42分以内を目指したいところです。同年代のRUN仲間が、サブスリーだの初フル3時間30分台だの驚愕の記録を出していることにも刺激を受けています。今年こそハーフサブ90、フルサブ3.5達成なるか・・・。加齢臭を発散し、オヤジは今年も走ります。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村

2013年6月 3日 (月)

函館史上最大のイベント迫る ~GLAY凱旋LIVE~

201305221849_18351今年の函館最大の話題は、なんと言ってもGLAY凱旋ライブ。1日あたり23000人といえば、プロ野球や中央競馬も匹敵すると言われるかもしれませんが、異なるのはうち90%以上が函館圏外から集まってくることです。ひとつのイベントにこれだけの人々が、日本国中から集うのはおそらく函館史上初めてのことだと思います。

何度も書いていますが、ライブ前後の7月26~28日の市内宿泊施設はどこも予約で完売状態。函館市内には2万人以上を収容する宿泊キャパはあるのですが、この日は何分夏休み。しかも中央競馬開催日で、イベントが無くても混雑する日です。我々業界としては嬉しい限りの興業なのですが、日が近づくにつれ本当に対応しきれるのか不安も芽生えてきました。

公式ツアーを主催する旅行代理店によると、地元枠を除く1日あたり22000枚のチケットのうち、宿+足を確保できたのは約8000。宿よりもバスを集められずこれが限界だったとのこと。宿といってもすべて函館ではなく、札幌から千歳や登別、洞爺などが拠点。その分バスも必要になります。2泊以上の場合は、前後泊、いずれかは函館泊になるように配慮されているとのことです。

この8000名は強行軍にしろ、足も宿も準備されていますが、残り14000人はどうするのか。宿を確保している人にも、交通手段は後回しの人も多いと聞いています。まだ新幹線が開業していない函館。空路の函館便はもちろん、前後の千歳便も既に取れない状況のようです。まだ、関東以北の方であれば、青森までやって来れば、後はどんなに混雑しようが海峡線かフェリーで来ることはできるでしょう。臨時列車を出したら絶対に埋まると進言しておきました。事実、青森のホテルを拠点とする方も多いと聞きます。もっと遠方で、これから一般販売のチケット購入を考えている方、未だ交通手段が決まってない方はどうするのでしょうか。

今後、満室の前後の宿泊も増加していくものと思われます。また、7月に入り、チケットがあっても足が確保できなかったり、その逆であったりでキャンセルも相当数発生すると考えています。宿の取れていない方はまだ諦めないで下さい。

Dsc_1044 ポスターやロゴが完成し、徐々に気運も盛り上がり、現実味を帯びてきました。我々観光業界も受け入れに備え、様々な方策を練っているところです。一方で、いったい市内にどれだけのバスや車が入ってくるのか、2万人を越えるファンに対して体制は十分なのか、リアルに考えると嬉しいとだけでは言ってはいられません。函館を訪れた方々がこの街の印象が悪くならないよう、そしてまた来たいと思われるように、業界を上げてサポートしていくつもりです(写真はライブが行われる緑の島・函館山から一昨日撮影)。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村

2013年6月 1日 (土)

血も滴る鯨の刺身

数多くあるブログネタの中から、久々に食べものの話題を選びました。

Dsc_1037先日、函館港では今年初めてツチクジラが水揚げされました。名目は調査捕鯨商業捕鯨ということです。コメントいただきました。)ですが、ここ数日その鯨肉が函館市内のスーパーに出回っています。写真は昨日、嫁が購入してきた鯨の刺身です。一度も冷凍されていない代物らしいです。食べてみると、余りのおいしさに写真の見栄えを無視して写してしまいました。

血が滴るほどの鮮度ですが、全く臭みはありません。函館ならではの海産物はいくつもありますが、鯨肉も間違いなくそのひとつ。決して安価とは言えないかもしれませんが、首都圏などで同じものを購入しようとしたら、桁がひとつ違ってくるでしょう。いや、水揚げされない土地では決して口にできないものかもしれません。この刺身、生ものに好き嫌いがある子供達も目が無いらしく、あっという間に皿から消えていました(悲)。

このツチクジラの肉を使用した鯨料理は、函館地方卸売市場内にある「魚いち亭」で、6月一杯提供されるそうです。一流の素材がビックリするような低価格で召し上がれます。

多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。

↓↓↓

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村

« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »