2013函館ハーフマラソン定員迫る
今週月曜日からエントリーが開始された函館ハーフマラソン。昨日段階で申込数が3000名を超え、順調に数を伸ばしています。昨年、告知不足もあって前年から倍増した4000名に対し3600名余りと定員に達しませんでしたが、今年は7月5日の締め切りを待たず、早ければ来週の早い段階で打ち切りになってしまうかもしれません。近年、旭川ハーフと同日開催で競合関係にあることも一因のようですが、今年の函館ハーフは公務員ランナーの川内選手や、ハーフでは互角以上記録を持つの実業団や有名大学のトップランナーも参戦の予定。出場を考えているランナーにはお早目のエントリーをお薦めします。
さて、2年後の開催を目指して着々と準備を進めている函館”フル”マラソン。ハーフと同時開催で1万人規模の大会を目標としていますが、一部にハーフで4000人集めるのに苦労しているのに本当にそんなに集めることが出来るのかという声もあります。心配無用。いろいろな場で話していますが、10kmやハーフを含めたランニングの大会は年間全国で1500を超えるといわれています。しかしそのうち日本陸連公認のフルの市民マラソン大会はわずか年間60ほど。さらにそのうち街中を走る都市型マラソンに至っては、近年大都市を中心に増えたとはいえ、その半数ほどに過ぎません。取り組んできて分かりますが、都市型のフルマラソン大会を創設することはあらゆる意味でハーフの倍では済みません。それだけ簡単には創設できないということで、逆に出来れば圧倒的な競争力を持つことになります。
先述の旭川や北見など、近年、道内でもハーフマラソン大会は新たに創設されています。ランニングブームとはいえ、地元7割が相場のハーフでは、競合もあって外からランナーを呼び込むのは容易ではありません。一方フルマラソンは、走れる人も少ないことがあって地元比率は逆転して3割ほど。フルマラソンを走る多くの市民ランナーは、数少ない魅力的な大会を探して全国を旅するのです。家族、友人を伴って・・・。
話は戻って函館フルマラソン。コース案公表までこぎ付けたものの、2年後の実現に向けてはまだまだ乗り越えなくてはならない壁があります。私達がこれから数ヶ月かけて取り組むのは市民の理解を得ること。この街に大きな経済効果をもたらすとはいえ、市内中心部を長時間交通規制しなければならず、市民やコース沿線に事業所を構える企業には少なからぬご迷惑をお掛けします。幸い、警察には市民の理解を得られるなら全面的に協力してくれるとの言葉を頂いているので、快く大会を受け入れてもらえるよう、規制案をもって各所へ説明に回る予定です。すでに開始しておりますが、業界団体の総会や会合にお邪魔して説明させていただく他、関係する町会には回覧する資料を配布の予定です。
たかが1日、2日とはいえ外部から1万人近い人が集まるイベント。新幹線時代を迎え、このような人が集まる仕掛けを、如何に数多く創っていくかがこの街の将来を左右すると本気で思っています。
多くの人に読んで頂くため、参考になったらクリックして下さい。
↓↓↓
« GLAYライブ会場「緑の島」整地完了 | トップページ | GLAYの夏 »
「函館イベント情報」カテゴリの記事
- 新年度考察(2025.03.28)
- 今週末はGLAY(2025.01.22)
- 明日から「はこだてクリスマスファンタジー」(2024.11.29)
- 改めて重要スポーツコンベンション(2024.09.26)
- 今週末は「はこだてグルメサーカス」(2024.09.05)
「函館のスポーツ」カテゴリの記事
- プロ野球イースタンリーグ2連戦(2025.05.19)
- 発信不足?冬のアクティビティー(2025.02.05)
- 北海道高校野球支部大会廃止へ(2024.11.16)
- 続くか?大航海!(2024.10.18)
- 改めて重要スポーツコンベンション(2024.09.26)
「函館にフルマラソン」カテゴリの記事
- 函館マラソンウィーク(2024.06.27)
- 函館マラソンはオリンピアンの前哨戦?(2024.03.12)
- 間もなく2023函館マラソン(2023.06.19)
- 2023函館マラソン エントリー受付中(2023.02.25)
- 函館マラソン 3年振り開催へ(2022.07.01)
函館フルマラソン準備部会会長であろう齋藤様 こんばんは!
今年のハ-フマラソンのポスタ-、あんまり評判が良くないようで・・・・・。それは措いといて。
2015年度開催を目指す「フルマラソン」、『市民の理解を得られるなら警察は全面的に協力する』との言質をとった(?)なら、もう鬼に警棒(?)でしょう!
4月23日の道新の記事に、≪最大の課題は、最低でも1億円かかるとされる運営費の確保で・・・≫とありますが、費用詳細をオ-プンにして、市・会議所・財団(最近あの人が吠えていますが)などの、妥当な負担額と、必要協賛金を訴えたらいかがでしょう。
お金以外にも、函館市民の多くの協力が必要なのですから、このブログの場で諸々の問題点も含めて記事にしたらいかがでしょうか。
「はこぶら」に専用ポストを創りますか?
函館市民は老若男女問わずみんなが、協力する気持ちだと信じていますよ。
頑張ってください!!
投稿: 宮 | 2013年6月21日 (金) 18時30分
函館フルが現実的になってきた中、さらに追い風が.
漁火から右折して千代台ゴール目指す途中の
亀田川沿いの凸凹道路がとうとう今年中に整備されるらしいです.
ランナーとして心配なポイントでしたので嬉しいです.
投稿: captain | 2013年6月21日 (金) 19時01分