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2013年3月 8日 (金)

酒田ナウ

わずか10ヶ月ほど前、「市場原理主義と地方都市の疲弊」と題し、まだ訪れたこともない庄内平野の都市を引き合いに出し、大型SCが地方都市に進出すると街はどうなるかという記事を書いたのですが、何に導かれたのか今ここにいます。

Dsc_0898受け売りで適当なことを書いたわけではなく、充分にリサーチしてのものだったので間違いはないと思っていましたが、実情を見ると想像以上でした。人口10万規模の街に大型SCが出来るということは、中心街の衰退を招くどころではなく、壊滅をもたらすということを目の当たりにしました。写真は酒田駅前。駅正面の昔一等地、1000坪はあるでしょうか、広大な更地です。聞くところでは郊外型店舗の盛隆で、駅前にあったダイエー、そしてイオン系列ジャスコが次々撤退。駅前は数件のビジネスホテルと小さな居酒屋。コンビニすら見つけられませんでした(翌日発見)。

しかし、この山形県酒田市。中々、味のある街です。今日の午前中は任務が無かったので、当初予定通り出張ランを行いました。繁華街といわれる「中町」にもそれほど活気は感じられませんでしたが、昭和の廃墟みたいな駅前商店街からその繁華街に至る小道界隈に、如何にも歴史ある寺院がいくつもならび、百数十年のタイムスリップを感じました。

フォーラムで勉強させていただいたのですが、ここ庄内平野は函館と似て独立した地方都市圏。交通の便も極めて悪く、逆に言えば独自の文化が根付いています。北前船でこの地が繁栄を極めたのは江戸中期から後期とのこと。その空気は明らかに感じられます。函館と同じく、独自の食文化もあるようです。中華そば系の酒田ラーメン。米粉が混じっているのではないかと思う麺と魚だしが特徴です。豚肉ってこんなに美味かったっけと思うような味しみる豚肉。京都から伝わったに違いない漬物の技術。地酒のレベルは言うまでもありません。街並みをもう少し整備すれば、観光地としてもっと脚光を浴びるはずです。

Dsc_0900積雪ゼロも、路肩にはかなりの雪。東北の日本海側を感じさせます。大河、最上川を楽しみ、久々十数キロのロングジョグ。明日は、高田屋嘉兵衛つながりの庄内平野に、函館をアピールしてきます。函館フルマラソン創設も。

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コメント

多数の撤退や空洞化があったからと言って、それをネガティブにとらえ、社会基盤の資本化を否定するのは乱暴に過ぎます。
函館は駅前地区の荒廃が激化していますが、それは駅前自身の街の生命力がもともと衰えていたからで、酒田のケースも同じことです。
五稜郭や北斗方面は衰えていません。街に生命力があるからです。

「衰退している街」というのは、基本的にスクラップ&ビルドを掛けなければ再生しません。
大型SCがやってこなければ、なるほど確かに延命の時間は稼げますし、一時的なダメージは免れるでしょうが、積極的に何かが解決するわけではありません。ただ座して死を待っているだけです。
そんなものに価値があるとは思えません。
社会資本の組みなおしを積極的に促してくれるだけ、まだ大手がやってくるほうがましなのです。

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