変わるか!?道南 ~自民圧勝~
昨日、投開票が行われた衆議院選挙において、当地区北海道8区は自民党の新人候補が現職の民主党候補を大差で破り、1996年の小選挙区制導入後初めて保守勢力が議席を確保しました。函館地区は過去のしがらみもあり、民主党が強いというより自民の基盤が弱く、比例を含めても十数年振りの自民党議員の誕生です。
前回の選挙では民主党候補に票を投じた私も、このたびは自民党前田氏の支持に回りました。これは民主党政権が余りにも期待はずれであったこともあるのですが、候補が高校の1学年下ということもあって10年来の親交があり、その熱意と行動力が本物であることを知っていたからです。民主党の前職が良くないとは言いません。むしろ政治家としては有能な方だと思います。しかし、如何せん地元の候補ではなかった。過去の民主党の代議士は、私のようなものにも年に1度は必ず本人が尋ねて来られましたが、前職には当選直後を除いて、直接お会いすることはありませんでした。
さて、小選挙区制度の悪しき特性もあって自民党の圧勝となったこのたびの衆議院選挙ですが、私を含め多くの国民は自民党に、保守勢力に期待して票を投じたわけではありません。あくまで現政権に対する批判票であり、公共事業ばら撒き的な政策に逆戻りなどしてほしくありません。原発政策を進めてきたのは旧自民党政権であるのは承知していますし、本音を言えばTPPの交渉の席にはつくべきだとも思っています。正直、候補者個人以外に自民党に対して共感できたのは、国防に対する考え方と石破幹事長の説得力ある長期的なビジョンのみかもしれません。
真価を問われるのはこれからです。特に当地区選出議員には、保守勢力不在のため中央から見放されていたと言われる道南地区と国との間に、強いパイプを作ってもらいたいのがひとつ。そして、彼が持つ行動力を如何なく発揮することで、大間原発の建設だけは何としても阻止してくれることを期待しています。
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