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2012年11月 1日 (木)

不穏な空気 ~変調?函館観光~

2012103100000064jijp000view不穏な空気を振り払い、伏兵飯山の一打で宿敵巨人相手に逆スミ1。日本シリーズの対戦成績をタイとして、11月決戦に持ち込んだのは我らが北海道日本ハムファイターズ。一方、名実ともにオフシーズン入りとなる11月の函館観光業界には、すこ~し不穏な空気が漂っています。

最盛期の8月の観光客入込が好調だったこともあって、9月の日銀短観では道南地方の業況判断DIが、約20年振り!にマイナス圏を抜け出す(±0だが)など、発表されるニュースはポジティブなものが多い昨今ですが、足元は変調の気配が感じられます。震災の影響を受けた対前年との比較では、特に落込みの大きかった4~7月は当然のことながら大幅にプラスで推移しました。そして8月。昨年は夏休みを前後して震災の影響から急速に立ち直りをみせたので、ここからの対前年比較が本当の評価と皆考えていましたが、これが思いの外良い数字。大型コンベンションが月末近くに行われるなど特殊要因もあったのですが、通常年の一昨年よりも良かったところも多く、これで気分的に明るくなりました。

当ホテルの場合、9月は前年より数字を落としましたが、これは震災の影響から立ち直った昨年がかなり良かったため想定の範囲内。聞くところによると、市内全体でもまずまずだったようです。ところが、特に10月後半、目に見えて観光客の入込が落ちてきています。ビジネス系の特需があり、数字的に極端には落ちておりませんが、先の予約も当月から久々に対前年を下回りはじめました。

同業の状況を詳しく聞いている訳ではありませんが、良くなるときも悪くなるときも当ホテルのような小規模施設が先行指標になる傾向があるので、少し心配です。尖閣諸島などの問題で中国人客が壊滅状態で、函館の場合、大韓航空の仁川線が運休になるなど韓国人の観光客も激減です。しかし、団体客を取らない当ホテルでは元々両国の宿泊客はそれほど多くはありません。逆に定期便化した台湾便の搭乗率は好調と聞いており、一部を除いて外国人の絶対数が大きな影響を与えているようにも思えません。

比較的好調だった函館観光のオンシーズンとは裏腹に、国内景気は外需不振の煽りを受けてジリ貧を辿っています。十数年前、こちらに戻ってすぐに感じたのは首都圏と地方、また経済界と観光業界の間には景況感に温度差、そしてタイムラグがあるということでした。消費税増税前の来年までは、比較的良い状態が続いてくれると期待を込めて思っていますが、ちょっと不穏な空気です。

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