続く残暑の中に秋
終わりそうで終わらない、今年の異常ともいえる長く厳しい残暑。太平洋高気圧が再び勢力を強め、函館でもこの時期としては異例の30℃近い最高気温が連日続いています。幸いこの季節はずれの夏の高気圧のお陰で、秋雨前線は北にずれ、明日からの連休も雨の心配は少なくなりました。むしろ、熱中症対策が必要かもしれません。9月の北海道なのに・・・。
ところで、気候は全く秋の気配を感じさせませんが、日が沈む時刻は確実に早まっています。今日の函館の日の入りは17時49分。これは春でいえば3月20日頃だと言ったら意外に聞こえるかもしれません。函館の日没時刻は5月下旬から7月下旬まで、19時16分をピークにしばらく19時台が続きますが、8月以降加速度的に日が沈む時刻は早くなります。
動植物の多くは、気温だけではなく日照時間に敏感に反応するのをご存知でしょうか。日中、街中を歩いていると今が9月であるととても感じられませんが、郊外で草木を注意して見ると、確実に秋の気配が漂っています。こんなに暑くても、秋の代名詞、栗の実は大きく膨らみ、木の周囲にはいくつものイガが落ちていました(写真)。
北日本の気温はまだ当面高めの傾向が続くようですが、長期予報によると(余りあてにはならないが)、10月は一転平年より低めの気温となるとのこと。今年はもしかしたら、体感的に秋は無く、一気に冬が訪れるのかもしれません。
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