函館アリーナ基本設計(案)詳細
このほど、2015年度に新築予定の「函館アリーナ」基本設計案の詳細図が出来上がり、私が所属する団体の例会でその説明がありました。
一番気になっていたメインアリーナの固定席の配置は、ロの字型に長辺側各々572席、短辺側は462&480席と、ほぼ均等に設置されています。死角が出来ず、アリーナでのスポーツ観戦には理想の形状ですが、コンサートや会議でステージを設置する際、その場所をどこにしてもその4分の1は使用されず、席の角度が変わらない設計(質問しましたがそのような配慮は無い模様)であれば、使い勝手にやや難があるのではと感じました。設計に文句をつけるつもりは毛頭ありませんが、スポーツ以外のコンベンション利用を考慮すると、固定席の配置は均等ではない方が良いと思うのは素人考えでしょうか。
メインアリーナの外周は幅2.5mほどのランニングデッキとなっており、1周約250メートル。現体育館のランニングデッキと比較したら上等です。尚、ランニング走路はサブアリーナの外周にも設置されており、サブアリーナ側にあるトレーニングルームと合わせて、メインアリーナでイベントが催されている時でも市民の運動利用が出来るよう配慮されています。そのサブアリーナにも僅かながら固定席が設置され、小都市の市民体育館並の設備です。これなら、メインアリーナと合わせてバレーやバスケット他、室内競技の全国大会の開催も十分に可能です。
サブアリーナ側は2層構造となっており、1階部分が武道場となっています。さらに多目的会議室や複数のスタジオも配置されており、分科会などの会議場としても利用できそうです。図面を見ていると、将来的にフルマラソンのゴール地点としても使えるのではないかと妄想したりもしています。
アリーナは今後、実施設計を経て、来年秋にも工事着手、約1年半の工期で2015年8月の共用開始の予定です。今から完成が待ち遠しい、本格的コンベンション施設です。
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