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2012年8月

2012年8月31日 (金)

函館9月イベント情報

函館は今日も30℃を超え、これで5日連続、今年13回目の真夏日となり、1984年、2010年と並ぶ観測史上タイ記録となりました。この先も最高気温が30℃を超える予報が出ており、観測史上最多の真夏日となるのも時間の問題と思われます。あまり話題になりませんが、一昨日の夜間の最低気温は24.9℃。函館では気象台の観測が始まって以来、一度も熱帯夜(最低気温が25℃以上)というのを記録していません。すなわち、函館の観測史上最も暑かった夜だったということです。この厳しい暑さは、1年で最も暑い時期を過ぎた8月後半になってから。今年の残暑は、100年に1度クラスの異常気象といって差し支えないかもしれません。

そんな訳で、明日から9月といってもピンときませんが、8月に引き続き函館では9月もイベント盛りだくさん。まず、9月7日(金)はもうすっかり恒例となった第18回函館バル街。今や全国各地に広がり、オラが街のイベントと思っている方も多いと思いますが、日本の元祖はここ函館です。普段は涼しい秋バルですが、今年はまだ夏の夜のイメージかもしれません。

8,9日の週末は湯倉神社で、観光客の多い15、16の連休は、函館亀田八幡宮のお祭りがあります。いずれも市民のお祭りのイメージですが、屋台も多くご家族連れには楽しいはず。観光ついでに足を伸ばしてみては。

120813g01そして9月のメインイベントは、22、23日に開催される函館市制施行90周年記念はこだてグルメサーカス。道南近郊のみならず、東北6県に函館と空路が結ばれている東京、名古屋、大阪、開港5都市の仲間(長崎、神戸、新潟、横浜)、さらには姉妹、友好都市がある中国、韓国、ロシア、カナダ、オーストラリアのおいしいものが一挙に集まる食の祭典です。当ホテルから徒歩圏内の2ヶ所の会場で、函館では過去最大規模の食をメインとしたお祭りが開催されます。初の試みということで、まだ十分に知れ渡ってないようですが、無理をしてでも来る価値のあるイベントです。ちなみに当日の空室は残り少なくなってきました。

9月最後はエントリー数3600名、過去最大規模で行われる函館ハーフマラソン当ホテルでは前日車で来られる方は、大会当日の14時頃まで駐車できるよう配慮したいと考えています。当ホテルに車を置いて、私と一緒に走りましょう。

9月も函館へのお越しをお待ちしております。

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2012年8月29日 (水)

関東並みの残”酷”暑

例年であれば朝晩の気温が下がり始め、嫌でも秋の気配が漂うはずの8月下旬、季節はずれの猛暑は納まる気配はありません。函館では今日でこの夏11度目の真夏日。うち8日がお盆を過ぎてから記録されています。函館で真夏日が年間10日を越えること自体珍しいこと(近年増えているが)なのに、8月下旬にこれだけ真夏日が記録されるのは、ニュースでも言っておりましたが観測史上初めてのことです。以前も書きましたが、函館の気象台の歴史は百数十年、観測史上の重みが違います。

上、中、下旬の”旬”の記録を見ても、昨日まで8月下旬(8月21日~)の気温は最高気温の平均は30.3℃、日平均で25.8度です。明日、明後日もこの暑さが続くことが確実のようなので、8月下旬の(もしかしたら旬単位で)観測史上最高温度となることは間違いありません。ちなみにこの気温、栃木県宇都宮市の8月下旬の平年値とほぼ同じ、すなわち今年の函館の残暑は関東地方並みということです。

201208

上のグラフは、今年8月16日以降の函館市の最高、最低気温と過去の平年値を表したものです。北海道に住んでいる人でなければ「何だ、普通じゃん」と思うかもしれません。しかし、冷涼な気候に慣れた北海道民、しかも夏のピークを過ぎたこの時期の連日の暑さは相当堪えます。しかも”内地”とは異なり、家庭にエアコンが付いているのは少数派。多くの家庭は常時真夏日、熱帯夜です。断言しますが首都圏に住んでいた頃の方が、家の中は絶対楽でした。私は職場が幸いホテルであるため、日中は快適に過ごせていますが、夜は酷暑と格闘中。唯一の冷却装置、扇風機も温風機と化し、オリンピックが終了しても寝不足は解消していません。

明日の予想最高気温は32℃。週間予報でも9月上旬にも真夏日マークがついています。寒いよりは暑いほうが好きな私ですが、適度な暑さが長く続いてほしいと思うのは贅沢でしょうか・・・贅沢です。

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2012年8月27日 (月)

夏マラソンの最高峰 ~”新”北海道マラソン~

Dsc_0317定員が前年比3000人増の11000人に拡大され、スタートも札幌都心のど真ん中、大通公園に変更された今年の北海道マラソン。国内では最も過酷な環境下で行われるフルマラソンに、何でこんなにキツイ思いをしに来るのかと思うほど、全国各地から”ドM”のランナー達が集まりました。その経済効果は目に見える形で現れ、今年は希望したホテルはもちろん、発売初日に申し込んだ帰りのグリーン席も満席で取れませんでした。ナンバー交換所に指定されていたホテルに出店していた協賛スポーツメーカーの販売員も、昨年とは売れ行きが全然違うと驚いていました。レース後に知り合った、世界各地を走ったことがある高齢の市民ランナーが、「ボストンマラソンと並ぶような、ステータスのあるマラソン大会になる。」と、話していたのが印象に残っています。

フルはこの過酷な道マラしか走ったことが無い私は3度目の挑戦。過去にないほどの走り込みと、万全の体調で札幌入りした私は、若者が集うパスタ店(雰囲気的にちょっと失敗)に一人乗り込み、スパゲティとピザををそれぞれ1人前平らげ、カーボロディングも完璧。青森ハーフの失敗からアルコールもビールのみ(我慢できずに1杯だけハイボールを飲んだが)とし、ホテルではマッサージを頼んで翌日に備えました。

朝5時半に起きて朝食をしっかりととり、向かった会場では痙攣予防になると昨年走った後に知ったバナナも補給。結構な蒸暑さの中、ラン仲間と談笑しながらスタートを待ちました。例年のことなので、あまり気になりませんでしたが、今年のスタートは昨年より3時間早い午前9時。朝にしては暑すぎます。案の定、スタート直前のアナウンスでは「只今の気温29℃」・・・、ここは本当に札幌か。朝スタートのメリットは完全に消滅しました。

今年は陸連登録したため、スタートは前から二つ目のBブロックスタート。と、言っても私の前には1000人以上のランナーがいます。それでも号砲が鳴ってから、スタート地点到達まで50秒足らず。昨年より1分も早いアドバンテージです。当然、普通のランペースで走れるようになるまでの時間も短くて済みます。その普通に走れるようになって間もない1kmのラップは何と4分50秒。スタートロスを考えると、俺はいったいどんなペースで走ってるんだと疑いましたが、後で考えるとGPSウォッチのラップをスタート時で押しているため、正味800メートル余りのラップ。大体予定通りです。

その後はkmあたり4分50秒前後と、当初想定通りの走り。アドレナリンが出まくっているせいか、全く疲れはありません。緩やかな下りではkm4分30秒台とハーフペースになるも、快適そのもの。どうやら絶好調、サブ3.5に向けて上々の走りです。自分の時計で10km通過が48分台、20km通過は1時間36分台といずれも昨年より3分以上早いタイム。しかも一度もラップ5分を越えていません。この調子に「まだまだ大丈夫だぜぃ。」と、つぶやいてみたりして。早くもランニングハイか、脳みそがスギちゃんになってきました。

ハーフを1時間42分台と、7月の青森ハーフより6分も速いペースで通過すると、トップランナーの川内選手とすれ違いました。勇ましい姿で独走する川内選手に「頑張れ!川内」と声を掛けると、「おまえも頑張れよ!」とそら耳が。やばい、ジミーちゃんも出てきた。おそらくドーパミンが出まくり、心とは裏腹に体が悲鳴を上げている証拠です。案の定、25km付近で左ふくらはぎに違和感を感じ、次の1kmで初めてkm5分を越えました。それでも、新川通りの折り返しから30kmまで、km5分前後でねばり、30km通過は手元の時計で2時間25分台、実際の通過で27分ジャストとほぼ想定タイム、残りkm5分少々でも3時間半は切れる計算です。

しかし、フルマラソンしかも真夏の道マラはそんなに甘くはありません。30km過ぎの魔物は、km5分30秒以内で走ることを許してくれませんでした。昨年より2km早い失速、貯金吐き出しモードです。35kmからの1km、両足が悲鳴を上げ始めついに6分台突入。「これじゃ去年と一緒じゃん。」と思いながら、サブ3.5を諦めると同時に足の痙攣を覚悟しました。ところが、走り込みの成果かバナナの力か、あるいは午前スタートで途中、日が陰った環境のお陰か、昨年両足が痙攣して立ち止まった37km付近では逆に足が動き出して、再度km5分30秒台へ。サブ3.5は無理でも、自己ベストあるいは3時間40分以内を目標に、残り遅くともkm6分以内を意識しました。

結局、足が攣ることはなく、ラストゴールまでの直線もスパートをかけて5~6人抜き、精魂尽き果ててゴール。3時間38分台、下方修正した目標は達成できました。ゴール後は動けなくなるほどのダメージで、アイシングするとふくらはぎの筋肉が自分の意思とは関係なく動きまくり、油断すると即痙攣。回復まで1時間を要しました。その後は、昨年同様日帰り温泉に漬かって、付帯する食堂で生ビール連続注入。こんなに辛い体験をしたのに、心の声は「あ~、楽しかった」。

おれもドMか?とも思ったりしますが、性格的には絶対S。性格に関係なく、自分の限界にチャレンジする、マラソンの魅力というものがそこにあるのでしょう。経済効果だけではなく、挑戦してみようと思ったり、仲間や家族を応援したり、その姿を見るだけでもポジティブな空気が広がります。絶対に函館でもやるべきだと改めて思いました。

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2012年8月24日 (金)

わずか年間19万人増? ~新幹線開業後の現函館駅利用者数~

Photoもう2週間ほど前になりますが、所属する団体で講師を招き「新幹線開業勉強会」を開催しました。その際、講師から少し違和感を感じる数字が発表されました。北海道新幹線が開業し、”新函館駅”に新幹線がやってきても、現函館駅の利用者(降車数)はわずか年間19万人しか増加しないというのです。当日、予定があって勉強会を中座しなくてはならなかったこともあって、後日、普段から親交のある講師にその根拠を聞きに行きました。結果、単なる推測ではなく、国の機関が推計した値や現状の統計値から計算した、極めて客観的な計測値であることが分かりました。

根拠はこうです。一昨年の数字で青函トンネルの利用者は往復で152万人。新幹線開業後その数は2.3倍の347万人になると推計されています。そのうち新函館駅から函館方面に向かうのは約60%、更にそのうちリレー列車を選択するのが56%(いずれも推計値)で、現函館駅の乗降者数は117万人になる計算です。

これも2年前のデータで現函館駅の乗降者数は年間約228万人。うち約3分の1が定期券利用者すなわち地元客で、残りの3分の2のうち津軽海峡線利用者は実データで51%。人数で79万人となります。新幹線後の117万人から現状の79万人を引くと38万人。これは往復=乗降客数なので、実増はその半分の19万人ということです。

年間わずか19万人。1日あたり500人。それでも率にすると16%で、もちろんリレー列車で函館駅に来なくても、新幹線を利用して函館を訪れる観光客は他にもいます。この数字を少ないととるか、妥当ととるか。さらに言えば現駅から18kmも離れた前例を見ない新幹線の新駅。個人的には推計値自体、甚だ疑問です。おそらくもっとリレー列車の利用率は高いだろうし、特に初年度は観光都市函館を訪れる観光客の比率は高いと思われます。

ただ、現駅前で商売をしている人間のエゴと承知で言わせてもらえば、新幹線開業の経済効果をMAXにする為には、新函館駅で新幹線を降りた観光客を出来るだけそのままリレー列車に載せて函館駅に連れてくることを考えなくてはなりません。直接新幹線が乗り入れた九州新幹線の鹿児島中央駅には、函館換算すると(347-79)÷2=年間134万人もの純増があり(かなり大雑把な計算だが)、それに見合った経済効果が生まれているのです。

如何に新函館までやってきた観光客を、新駅で降ろさずに現函館駅に持ってくるか。その対策が出来ているかというと十分ではありません。それどころか、黙っていてもやってくると思っているのではないでしょうか。長くなるのでいつか詳しく書きたいと思いますが、最も早く対策を取るべき点は、現函館駅の観光バス待機場です。驚くべきことに、年間400万人以上観光客が訪れる全国有数の観光都市函館の顔ともいえる函館駅前に、観光バスの待機場というものが無いのです。土地が無いわけではありません。どちらかというと、必要以上に広い駅前広場です。当然、業界の要望もあって新函館駅前には観光バスの待機場が設けられる予定ですが、新幹線を降りた観光客が、新駅のバスターミナルからそれぞれの観光地やホテルに向かったとしたら、これは現駅前の商業者にとって、いや観光都市函館にとって大きな機会損失となることは目に見えています。

早く、対策を講じなくてはなりません。

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2012年8月22日 (水)

今年も酷暑?3度目の道マラ

平年並みの夏かと思っていたら、北海道では子供達の夏休みが終わってから強烈な残暑。函館は今日で4日連続の真夏日です。お盆を過ぎたこの時期、こんな暑さが続くのは記録的な猛暑だった一昨年以来で、計画停電の話が全く出ないのが不思議なくらい。やはり、原発推進派の単なる脅しだったのか・・・。

Doumaraところで、こんな暑さが続く今週末、北海道マラソンが行われます。昨年、一昨年とほぼ真夏日の中42kmを激走し、一度はマラソンに適した環境で走りたいと思っていたのですが、夏の北海道マラソンは甘くないようです。それでも暑さのピークは今日ということで、週末は平年並みかやや高い程度に戻るとのこと。午前9時に早まったスタート時刻を味方につけ、何とか3時間半を切りたいと思っています。

どうしたら速く長く走れるようになるのか試行錯誤していましたが、結局練習で長い距離を走るしかないのではと、先月は初めて月間300km走を達成。この2ヶ月で30km走も昨年より1本多い4本、20km以上は倍増させて3度目に挑みます。大会1週間前に行った15kmレースペース走では、昨年より6分も速い1時間11分台。体重も予定通り春先から6㎏落とし65㎏、ケガも無く、直前の仕上がりだけは万全です。設定タイムはkm4分50秒。このペースで30km、できれば35km地点まで頑張り、絶対バテる残り5kmも5分30秒以内に抑える目論みです。

残念ながら函館フルマラソン創設活動をアピールするランシャツは製作が間に合わず、今年の道マラで着用することはできませんが、札幌都心のど真ん中、大通りがスタートゴールとなる新コースの視察も兼ねて走ってきます。”函マラ”は先日警察との初打ち合わせ。コース設定に課題山積も、拒絶反応されることなく一安心。こちらも完走目指して走り続けます。

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2012年8月20日 (月)

大人の夏休み

妻子が2泊3日の短期間ながら嫁の実家に帰ったため、土曜日の夕刻からの約24時間、自分だけの完全自由時間になりました。日曜は仕事を休み、息子達のスポーツの付き添いも、嫁の買い物運転手もしなくてよいわずか1日の夏休み、家でゴロゴロしているのはもったいない。自分のためにフル活用することにしました。

土曜日の夕方は、約1週間後に迫った北海道マラソンの調整ランで12kmのジョグの後、歩いて行ける温泉銭湯へ。露天風呂にのんびり浸かり、湯の川温泉花火大会の花火の”音”を楽しみました。誤算は上がってから生ビールをたらふく飲もうと考えていた、温泉に付帯する食堂が臨時休業だったことで、やむなく近くのラーメン屋で1杯の生と夕食を取りました。

Dsc_0309翌日は前々から考えていた通り、早朝から年に1度の渓流釣り。過去に何度も釣行した小河川に向かいました。いつも入釣している小道を見逃してしまい、新幹線のトンネル工事のさらに上流に車を停めれれるスペースを見つけたので、そこから1メートルを越える笹薮と急坂を下りて川へ。ここまで上流だとイワナしか釣れないのではないかと思いましたが、第一投で掛かってきたのは20cm弱のヤマメ。その後も小型中心ながらイワナ交じりでほぼ入れ食い状態。入釣困難な場所だけにかなり魚影は濃いようです。チビヤマメとイワナはリリースして2時間ほどで20匹弱。十分な釣果と、予想以上の暑さに早めに切り上げることにしました。Dsc_0310 帰路、いつも入釣している場所に立ち寄って川の様子を見てみると、わずか3mほどの川幅に、明らかに50cmはあると思われる大型の魚影がはっきりと見てとれました。これはうわさの超大型イワナかニジマスか?胸が高まり車に積んでいたルアーセットで狙うも、全く反応なし。後で思えば遡上してきたサクラマスだったかもしれません。家でヤマメをさばいたとき、白子がたっぷりつまっていたのを見て思い出しました。

昼には市内に戻り、昼食をとった後、自宅に戻らずゴルフ練習場へ。完治直前のシャンク対策練習。シャンクを直そうと思うのではなく、ドローボールを打つことを考えたら急速に良くなってきました。涙の?全治3年半か。帰宅後、15kmレースペース走を行う予定でしたが、7月下旬以来の真夏日、しかも湿度が高く本州的な暑さ、体感温度は間違いなく今年MAXで、危険を感じ夕方に変更。汗だくでTV高校野球観戦後、行列をなしていた「きくち」でモカソフトを食べてから函館空港へ家族を迎えに行きました。

夜はもちろんヤマメのフライ。家庭内真夏日の中、有無を言わさず帰宅直後の嫁にフライを揚げさせて、私は子供達と水風呂へ。おいしい夕食を食べて充実の24時間。気分よく寝るはずでしたが、季節はずれのほぼ熱帯夜に汗だくで寝付けず。楽しい時間は長くは続きません。でも、少しだけ夏休み気分を味わった充実の週末でした。

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2012年8月16日 (木)

函館八幡宮 神輿渡御

「歴史ある港町」と言っても、道内他都市と比較しての話。函館が街として栄えたのは、江戸時代末期以降。従って、この街には歴史と伝統ある芸能や祭りというものがほとんどありません。道外でこの時期よく見られる、神輿を担いで街中を練り歩く神社を核とした伝統的なお祭りも、北海道では古くから北前舟で栄えた日本海側の一部の地域で行われているのみです。

・・・が、道内外に知名度は低いものの函館にも神輿を担ぐお祭りが無いわけではありません。函館八幡宮の例大祭。その一行事である神輿渡御は隔年で行われます。私が十数年前、函館に戻って来てから、この時期、当ホテル前に神輿の行列が通ることを初めて知りました。それもそのはず、この神輿渡御が行われるようになったのは1986年から。その時、私は既に函館を離れていました。

Dsc_0308その神輿渡御が昨日、当ホテル前、朝市大通りを通りました。じっくり見学させてもらったのは今回が初めて。恥ずかしながら隔年開催というのも、今回初めて知りました。改めて観るとドサンコを先頭に、想像していたより大規模な行列。神輿も大きく、聞くところによると200名を越える担ぎ手が交代しながら函館の西部地区を練り歩き、最後は函館山の麓にある函館八幡宮の134段の階段を一気に駆け上ります。

まだ、見たことがありませんがその様子は中々の壮観であるとのこと。20年余りとまだ歴史の浅い「神輿渡御」ですが、継続することによっていつか伝統と呼ばれるようになるのでしょう。(※訂正 神輿渡御は毎年行われ、函館八幡宮の階段を駆け上がるのが隔年とのことです。)   

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2012年8月13日 (月)

まだまだ熱い函館の夏

GWと並ぶ観光のWピークを迎えている観光都市函館。市内観光スポットは何処も多くの人で賑わい、函館では珍しい長蛇の渋滞も随所で見られています。そんなお盆休みも最盛期を迎えている今日、朝からに本格的な雨となりました。気温のことばかり気をとられがちですが、この夏の道南は記録的な少雨となっています。思えば、霧雨や短時間に急激な雷雨に見舞われることがあっても、1日を通して雨というのは本当に久しぶり。農業関係者にとっては恵の雨となりましたが、観光客や業界関係者にとっては、何もこんな日に本降りにならなくてもといった感じです。

Dsc_0304夏休みのピークはここ数日ですが、この夏の函館のイベントはまだまだ続きます。今週土曜日は、函館3大花火大会のひとつ、今年から名称が変更された「湯の川温泉花火大会」が開催されます。そしてその翌日、今年で10回目を迎え、すっかり定着しつつある「YOSAKOIソーラン道南大会」が、当ホテル前、朝市大通りをメイン会場に開催されます。花火もよさこいも一度に楽しめる、おいしい函館のお盆明け週末。お陰さまで当ホテル、今週土曜日は早くから満室で、道南大会の知名度も年々高まっているのを感じます。さらに、その翌週は16回目を迎える「函館ツーデーウォーク」。歴史とロマンの街を歩く人気のイベントが続きます。

観光客入込最盛期の8月も、お盆を過ぎると年々陰りの色が濃くなっていましたが、関係者の尽力もあって、一昨年あたりから8月下旬も活況を取り戻しつつあるのは嬉しい傾向です。

・・・と、いうことで8月19日(日)は、当ホテル前の道路は午前9時頃から午後3時頃にかけて車輌規制がかかります。この時間帯に車でお越し、または出入りを予定するお客様には、代理の駐車場をご用意させていただきます。極力ご不便の無いように対応させていただく所存でございますが、当日の規制を詳しく知りたい方は当ホテルまで、お電話またはメールにて直接お問合せ下さい。

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2012年8月 9日 (木)

猛暑?冷夏!今年の函館

Dsc_03017月下旬、真夏日もしくはそれに近い日が1週間ほど続き、今年は猛暑かと一旦覚悟を決めました。しかし、8月1日の花火大会を境に大気の状態が不安定となり、港祭りの後半は逆に肌寒いくらいの日が続きました。その後、気温は平年並みに戻っていますが、一度暑い時期を経験しているだけに、不安定な空模様と合わさって真夏の天候を感じられません(写真は数日前、当ホテル屋上から写した積乱雲)。

北海道らしいといえばそれまでですが、夏はやはり少し暑いくらいが丁度いい。北国の短い夏、都合良く言えば湿度は北海道的に低いまま、計画停電にならない程度に暑くなってほしいものです。そんなことを言って、少し暑い日が続くとうんざりしだすのですが・・・。

予報によれば、今後天気はやや不安定なものの、気温は平年並みかやや高めで推移するとのこと。終わってみれば、平年並みの夏になるのかもしれません。

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2012年8月 6日 (月)

眠い夏

小学生の二人の息子が本格的にスポーツを始めるようになった昨年から、夏休みに家族でどこかへ・・・ということがすっかり無くなってしまいました。8月の数少ない休日となった昨日も、ロンドン五輪サッカー、VSエジプト戦に引き続き、バドミントン女子たなぼた決勝戦を見届けた眠い朝を起き上がると、次男は既に野球場へ。少年野球への本格デビューとなる新人戦の開会式です。

Dsc_0245日中はその試合観戦。1番セカンドで目出たく先発出場するも、試合は1点差の惜敗。少子化とイナズマイレブン世代で、ただでも人数が少ない中、主力4番バッターの体調不良による欠場が響きました。それでも、これから次男が出場し続けるであろう少年野球の公式戦、楽しみが一つ増えました。

次男の試合が終わると、長男のキーパー練習のため車で1時間近くかかる大沼公園近郊のグランドへ。道南地区、小中学生のゴールキーパーだけを集めた練習会です。その間2時間が、私の貴重なランニング練習時間となりました。大沼湖畔+α約22kmを、失速した青森ハーフマラソン以上のスピードでペース走。帰りに長男と温泉に寄って帰宅すると、既に夜9時過ぎ。普通なら疲れて早めに就寝というところですが、今夏はロンドンオリンピックが寝かせてくれません。

長男と何気なく見始めたフェンシングの団体戦。前回五輪で、太田選手がメダルを獲得していなければテレビ中継などされていなかったであろうマイナー競技に、ついつい引き込まれてしまいました。前評判が高かったわけでもなく、まさかのメダルがかかった準決勝は、歴史に残る名勝負。ルールすらろくに知らない私ですら、絶対に不可能だと確信できる残り10秒を切ってから2ポイント差を追いつき、再度敗戦を確信した延長戦もビデオ判定で覆り、大逆転勝利した太田&JAPANに深夜息子と大絶叫。ルールも知らない競技に、こんなに盛り上がったのはおそらく初めてのことです。

フェンシングと並んで凄かったのは、体操の内村選手の銀メダルや、卓球女子の決勝進出もさることながら、福島、江里口に隠れて一般的には全く無名の短距離ランナー山縣選手です。これもまさか?の準決勝で、両脇にタイソン・ゲイ、ヨハン・ブレイクというワールドランナーを従え、好スタートから一瞬でもトップ争いに加わったとき、鳥肌が立ったのは関係者だけではないでしょう。ファイナリストまでコンマ1秒未満。100mのファイナリストならその価値は金メダル以上。すべてを抑えて1面トップとなったはず。

さらに言わせてもらえば、すべての階級、勝てなくても1回戦から生中継の柔道と違って、メダルの可能性があっても中継もされず、記事にもならないボクシング。44年ぶりにメダルを確定させたのは、世界選手権銀メダルで期待のかかるミドル級村田選手より先に、こちらも一般的には全く無名のバンタム級清水選手。初めて注目されたのは、判定負けから大どんでん返しのRSC勝ちで、相手選手とともに疑惑のレフリーまで葬り去った2回戦。この時ですらメダルの可能性など語られませんでした。

このオリンピック、いや今回に限らず、メディアの扱いに疑問を感じているのは私だけではないでしょう。やはり実力よりも人気なのか?

そんな訳で、眠い夏はあと1週間ほど続く予定です。

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2012年8月 3日 (金)

ディズニー来函

毎年、8月2日に行われるワッショイはこだて十字街・松風コース。例年、特に近年は翌日の五稜郭コースの方が山車も人出も多いのですが、今年の松風コースは熱気が違いました。もちろん、市制90周年記念、東京ディズニーリゾート・スペシャルパレードの恩恵です。ホテルの予約状況からも、函館市民のみならず全道的に、いや、全北日本的に注目度が高かったことが伺えます。

Dsc_0296昨年来、ワッショイはこだての審査員を仰せつかっている私は、今年は幸運にも”松風コース”担当に。早くからディズニーのパレードを一目見ようと、パレードが通る電車道路沿いの歩道が人で埋め尽くされる中、プロ野球本拠地球場の砂被り席のごとく、車道の一角に設けられた審査員席での見物は超VIP待遇。・・・いや、目的は審査です。ともあれ、ディズニーのパレードは審査対象外なので、ゆっくり観させてもらいました。

それにしても、人、人、人。函館大門地区で、祭りとはいえこんなに多くの人がいるのを見たことはありません。かつて東京以北随一の遊郭で、北日本を代表する繁華街だった”大門”が一瞬、蘇りました。北洋漁業の最盛期はこんな感じだったのかもしれません。

Dsc_0299_2 遠くにパレードの一角が見え始めると、小さな子供達は”本物”のミッキーマウスが見れると大騒ぎ。そわそわしているのは、子供達だけではありません。すごいものがやってきたんだという雰囲気を感じました。パレード自体は、私が想像していたエレクトリカルパレード的な演出や音楽ではなく、特別車輌に乗ったミッキーはじめ6体のキャラクターが沿道に手を振る比較的地味?なものでしたが、それでも観衆は”本物”に大喜び。ディズニーの夢を与える力を感じました。

ワッショイはこだてのオープニングに行われたディズニーのパレードが終わると、多くの観衆は帰ってしまうのではないかという懸念は杞憂に終わり、その後もお祭りを楽しんだようで、十字街・松風コースは例年にない盛り上がりとなりました。ウン百万とも聞く招致費用ですが、その見返りの経済効果は間違いなくあったと”審査”させていただきました。

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2012年8月 1日 (水)

函館アリーナ基本設計(案)詳細

このほど、2015年度に新築予定の「函館アリーナ」基本設計案の詳細図が出来上がり、私が所属する団体の例会でその説明がありました。

Dsc_0283_2 一番気になっていたメインアリーナの固定席の配置は、ロの字型に長辺側各々572席、短辺側は462&480席と、ほぼ均等に設置されています。死角が出来ず、アリーナでのスポーツ観戦には理想の形状ですが、コンサートや会議でステージを設置する際、その場所をどこにしてもその4分の1は使用されず、席の角度が変わらない設計(質問しましたがそのような配慮は無い模様)であれば、使い勝手にやや難があるのではと感じました。設計に文句をつけるつもりは毛頭ありませんが、スポーツ以外のコンベンション利用を考慮すると、固定席の配置は均等ではない方が良いと思うのは素人考えでしょうか。

メインアリーナの外周は幅2.5mほどのランニングデッキとなっており、1周約250メートル。現体育館のランニングデッキと比較したら上等です。尚、ランニング走路はサブアリーナの外周にも設置されており、サブアリーナ側にあるトレーニングルームと合わせて、メインアリーナでイベントが催されている時でも市民の運動利用が出来るよう配慮されています。そのサブアリーナにも僅かながら固定席が設置され、小都市の市民体育館並の設備です。これなら、メインアリーナと合わせてバレーやバスケット他、室内競技の全国大会の開催も十分に可能です。

サブアリーナ側は2層構造となっており、1階部分が武道場となっています。さらに多目的会議室や複数のスタジオも配置されており、分科会などの会議場としても利用できそうです。図面を見ていると、将来的にフルマラソンのゴール地点としても使えるのではないかと妄想したりもしています。

アリーナは今後、実施設計を経て、来年秋にも工事着手、約1年半の工期で2015年8月の共用開始の予定です。今から完成が待ち遠しい、本格的コンベンション施設です。

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