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2012年7月10日 (火)

老舗の身売り

昨日、函館の観光業界にショッキングなニュースが流れました。函館のホテルの顔ともいえる、函館国際ホテルが買収されることになったというのです。

Kokusaih函館国際ホテルは、当ホテルが開業した翌年の1971年、かつて函館に本社があった日露漁業が母体となって造られた函館初の本格的シティホテルです。今でこそ親会社の経営統合によって経営母体と函館との縁は薄くなりましたが、市民の認識として歴とした地元資本のホテルです。私自身も月に何度も利用しているし、同業として観光客の誘致や地域活性化のためにいろいろと協力し、力も借りてきました。規模は大きくても、全国チェーンホテルとは明らかに一線を隔した地域密着のホテルです。

そんな函館を代表するホテルが、道内(元々は愛知らしい)とはいえ外部の資本に買収されてしまうとは、時代の流れを感じてしまいます。新幹線開業という、希望の光はあるとはいえ、函館市内のホテル、規模の大小、稼働率の高低うんぬんにかかわらず、経営が楽なところはそう多くはありません。いや、投資ファンドからの資金背景や、実質破綻先からの二束三文での購入で、目先的な安定や高い利回りを得ているところはあるかもしれませんが、運営サイドが楽であると聞いたところはありません。ひところよりは落ち着いたとはいえ、函館市内のホテル事情、未だ供給過剰が続いているのです。

以前も書いたかもしれませんが、当社のように地場の中小企業がホテルを経営することは、コンビニ全盛の中、小さな商店を続けているようなもので、余程の個性を出さなければ継続など難しいのかもしれません。しかし、函館国際ホテルよりも長い業歴で、名前も経営母体も変わっていない函館市内希少の当ホテルは、行けるところまで突き進んでゆく所存です。

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コメント

函館国際ホテルが買収される事を知って、函館の未来を心配するものです。函館の人口程度では価格の高いホテルは経営がきびしくなるのでしょう。国際ホテルは内装も老朽化していました。リニューアルをしなかったのは売買を考えていたのでしょう。函館はこれから何を話題にして顧客をひきつづけるのでしょうか。当然顧客の年収で低価格から高価格までホテルは用意していますが、これからの函館は高価格を支持する顧客は減退するでしょう。観光事業だけでは函館は生き残れないでしょう。でも函館の観光産業事業者は観光事業でしか生き残れないと思いなのでしょう。函館に観光以外のしくみでお客を引きつける事を提案します

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