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2012年6月21日 (木)

くじらの照り焼き丼

先月末に道南近海の鯨漁が解禁となり、函館でもツチクジラが水揚げされているとのことから、久々に函館市水産物卸売市場内にある食堂「魚いち亭」に行ってきました。ターゲットは鯨の竜田揚げ。以前紹介した当ホテルすぐそばにある「くじら屋」さんが、物販専門になってしまったため、徒歩10分ほどの「遠征」です。

鯨はこの市場でセリに掛けられるとあって鮮度は超のつく折り紙つき。食欲満々で入口に入ると、期間限定メニューの「鯨の竜田揚げ」の下に、「鯨の照り焼き丼」なるものがあるではないですか。しかも値段は500円。予定変更、早速注文してみました。

Dsc_0204鯨が揚がる時期、鯨の竜田揚げを出すお店はいくつかありますが、照り焼き丼となるとそうはありません。竜田揚げ以上に鮮度が命となると思われます。待つこと10分少々。注文を受けてから焼いてるに違いありません。丼と味噌汁(これもダシが効いて旨い)だけのシンプルなものですが、肉厚の鯨肉が6枚程乗った、立派などんぶりです(写真)。これに小鉢を付けて、見栄えを良くすれば、間違いなく倍の値段でも売れると思います。

味はもちろん臭みなど全く無く、これぞ鯨肉といった感じ。おそらく刺身でも食べれるような鯨肉を照り焼きにしているのでしょう。そしてこの肉の厚み。まるでステーキです。さらに、こんなに紅しょうがが合うどんぶりはあるでしょうか。売り方次第では1500円でも売れると確信しました。私が売る訳ではありませんが・・・。

前に書いたように「魚いち亭」は、卸売市場を利用する人向けの食堂で大変わかりづらい場所にあります。しかし、言うまでもなく使われる素材は一級品で、値段も手頃というか安すぎるくらいの穴場中の穴場。くじら料理がいつまで出されるかわかりませんが、近々函館を訪れる方は立ち寄ってみて下さい。鯨に限らずイカも魚も取れたてです。

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