都市機能麻痺!?
規格外の豪雪が続く岩見沢市では、除雪が追いつかないため路線バスの運行が出来ず、小中学校が臨時休校となるなど、都市機能が完全に麻痺している状態だと新聞報道にありますが、例年の2.5倍程の積雪となっている函館でも、少なからずその兆候は見られます。
強い寒波が抜けて寒さが緩んだ昨日、函館市内では路肩に積まれた雪が融けて車道にはみ出し、片側2車線道路が1.5車線に、1車線の道路では対向車がすれ違うのにも一苦労となりました。除雪が頻繁に入る幹線道路も同様で、特に交通量の多い環状線「産業道路」では、路線バスがバス停に停車すると片側2車線の両方が走行できなくなるなどノロノロ運転。昨夜、息子のキーパー練習が終了する20時目指して、郊外のグランドへ車を走らせましたが、とても時間に間に合いそうになく、妻に連絡をするように電話をしたところ、17時30分から19時までのフィールドの通常練習も送迎バスの遅れですることが出来ず、多くの子供達が親の迎え待ちとのことでした。途中、交差点でエンストしている車があり、ただでも車線が狭い中、大渋滞の原因が分かりましたが、他にも事故や、轍にはまって動けない車が市内至る所にあったらしく、函館の道路網は完全に麻痺していたようです。
聞くと、昨日は息子のクラスの担任も渋滞にはまって遅刻したとのこと。私も早めに自宅を出たものの、出勤時間は通常の3倍。幹線の渋滞を嫌って裏道に入ると、今度は雪に埋まって動けない車で立ち往生。おそらく、通勤ラッシュのピーク時はもっとひどかったはずで、先生の遅刻も同情に値します。函館に戻って13度目の冬、こんなの初めてです(写真は今朝の産業道路)。
雪が多いといっても岩見沢の3分の1、札幌の平年以下、大したこと無いじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、首都圏では僅かな積雪で交通網が大混乱するように、平常時に比較してどうかということ。函館にはこのレベルの積雪に対応できる体制が整っていないのです。
2月も後半となりますが、まだ寒波はやってくるようです。私の背中の痛みは宴会続きで、内臓がやられたせいかと不安になっていましたが、どうやら屋根の雪下ろしや通常より高い位置への雪はねなど、不規則な雪掻きによる筋肉痛のようで一安心?。一方、今後の降雪に対しては、まだまだ安心できません。
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