函館のおかしなところを正せ(1)道路事情編
観光客の目線で、函館の明らかにおかしい、あるいは不便であると思われるところを以前このブログで指摘しました(詳しくは、函館のおかしなところを探せ!、函館のおかしなところを探せ(2))。指摘したり文句を言うだけなら誰でもやれること。是正しなくてはなりません。・・・と、いうことで、先日、観光協会の委員長という立場で、関係部局と改善に向けた話し合いを行いました。
と、言っても「ここがおかしいので、早く直せ。」などと言った訳ではありません。おかしなことがそのままになっているのは、それなりの理由があることかもしれませんし、観光業者の立場からの意見だけをゴリ押しするつもりもありません。お金の面も含めて、改善できる余地があるのか、そのためにはどういう方法を取ったら良いのか伺いをたてに行きました。そのうち、以前に紹介したものを含め、道路、交通事情に関わる案件について、経過を紹介したいと思います。
これらの件について話し合いを持ったのは、市の土木部と警察の交通課です。想像していたことですが、なかなか一筋縄にはいかない部分と、逆に、意外と簡単に解決できそうな案件に分かれました。
まず、解決の糸口が見つかったものを紹介します。ブログの記事として詳しく扱ってはおりませんでしたが、観光スポットの一つ、大三坂の交通規制についてです。二十軒坂から元町協会方向に進み、大三坂にぶつかるT字路(写真左)。左折して坂を登ると、ハリストス正教会など教会群のある”名所”に行けるのですが、人通りが多い”名所”は、観光シーズンは車輌通行止め。それを知らない観光客の車は、一端左折するも、チャチャ登り手前でUターンしなくてはならなくなります。道が狭い上、人も多くて危険だし、Uターンに一苦労というシーンを、観光ガイドの方は毎日のように見ているそうです。一応、元町教会前のT字路には右折のお願いの看板は立っていますが、車からこれを読めという方が無理。生活道路でもあるため、通行禁止にもできません。
右折標識を立てれないものか聞いたところ、標識を立てるのはそう簡単では無いとの答え。そこで、大三坂の上りには標識があるじゃないかと写真(右)を見せたら、これは標識ではなく看板だと(看板に標識を書いたもの)。「そうだ、これなら警察の許可が無くても、市で立てても大丈夫だよ。」と、警察の方。いろいろな場所で、使えそうです。
次に、前にブログの記事としても紹介した、バスが通らないバス専用レーン。特に駅前交差点は、すべての路線バスが右折するにもかかわらず、交差点直前まで左車線がバス専用レーンになっています。これは誰が見てもおかしいでしょ、と問うたところ、一部解除、もしくは全廃も可能、ただし、これを必要とする(?)バス業者の要請があった場合と言われて納得。早速、委員会メンバーにもいる業界の方と話してみたいと思います。
これらは、比較的早く解決できそうな案件ですが、当然、交通事情を変更するには障壁が多いものです。まずは、函館駅西口の押しボタン信号。まさかこんな場所が押しボタン式とは思わず、長時間信号が変わるのを待ち続ける観光客がいることは以前にも紹介しました。時差式にできないものか尋ねたところ、法的に歩行者だけのための信号は時差式にできないとのこと。時差式にする為には、交差点すべてに信号機をつけなくてはならないが、予算的に新たに信号機を設置するのは、今、非常に難しくなっているとの答えでした。確かに駅前とはいえ、交差点の一方は駅駐車場への侵入路で、車の量としてはそれほど多い場所とはいえません。交差点の信号化を要請するのも一つの手ですが、理不尽ながら、信号が押しボタン式であることを知らせる別の方法を考える必要があるかもしれません。
こちらも、ブログの記事として紹介した金森倉庫七財橋の一方通行逆侵入の件。非常にわかりづらく、かつ危険なのですが、港湾道路でもあり簡単ではないようです。かつて、近隣住民や業者を交えて協議した上、時間限定の一方通行となった経緯があるようで、標識の設置や交通体系の変更には協議会を開催した上でなければならないようです。幸い、この件に関しては、先日、市議会でも取り上げられており、何らかの対応がされるとの返答があったので、一歩離れて事態を見守りたいと思います。もちろん、遅々として進まないようであれば、立場で動きたいと思いますが。
大変長くなるので、他の案件に関しては、次の機会に紹介します。
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