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2011年7月18日 (月)

なでしこの朝

World 震災以来、暗いニュースばかりだった我が国ですが、「なでしこJAPAN」が信じられないようなことをやってくれました。女子とはいえ、あと100年はかかるとも言われていたサッカーのW杯を極東の島国にもたらしたのです。(写真のW杯は男子のものです)

勝てる訳がないと高をくくって見逃して後悔したドイツ戦の後、半信半疑で午前3時40分にセットした携帯の目覚ましが間違いでなかったことを証明したスウェーデン戦を経て、再び目覚ましをONにするだけで良かった今日の決勝は、見るだけで良いと思いつつもわずかな期待は持っていました。しかし、開始10分も経たないうちに、これは男子で言えばブラジル対日本、勝つとしたら1-0、マイアミの奇跡の再来しかないと確信しました。

圧倒的に押されながらも、ポストもバーもドイツ国民の声援も見方につけた”なでしこJAPAN”は前半を0-0で折り返し、確実に奇跡の匂いを感じさせはじめました。後半も時間が経過し、このままいけば15年前のアトランタオリンピック同様、神様がワンチャンスを与えてくれるかもしれないと思った矢先、カウンター1発で失点した時は、これが現実と思ったのは私だけではないでしょう。そんなに簡単ではありません。この試合は、たった1つの金星ではなくワールドカップがかかっているのです。試練を与えても諦めないなでしこに、本当に神様が与えてくれたようなチャンスが来たのは終了10分前。この日最初のビッグチャンスを確実にものにした時、早朝だということをすっかり忘れていました。

延長前半、"エース"ワンバックに決められた時、良い試合を見せてもらったと思ったのも私だけではないでしょう。しかし、彼女たちがすごいのは、こんな土壇場でも全く諦めていなかったことです。彼女たちの目は全く死んでいませんでした。その魂は、テレビを通じてでも伝わってきます。沢選手の同点ゴールは奇跡でも何でもなく、チーム自らがこじ開けたもの。最後のピンチを必死のレッドカードで防ぐと、勝つべきものが勝つPK戦は安心して見ていられました。

それにしても、自分が女子サッカーにこれほど熱狂するとは思いませんでした。今日はあまりに感動したので、このブログの主旨とは関係ないことを綴ってしまったことをお許し下さい。彼女たちは何事も決して諦めてはいけないという強烈なメッセージを、確実にこの国に届けました。

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コメント

サッカー好きのオーナー様ですから、書かずにいられないでしょう♪

絶えず被災地へのメッセージを発信していた彼女たちでしたね☆

函館も負けてはいられません♪

こんにちは、巨大ケヅメリクガメと生活している『ケヅメ所長』と申します。
ケヅメの保護活動を展開しています。
デカ盛りが大好きで、フードファイターもしています。

大人気の『幸運を呼ぶ』ケヅメショップです。
http://www.rakuten.co.jp/kezume/

なでしこジャパンは、日本に勇気と希望を与えてくれましたね。
本当に素晴らしかったですね。

また、遊びに来ますね。

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