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2011年7月 1日 (金)

北海道少年サッカー考察

北海道の少年サッカーの集大成ともいえる「北電カップ」函館地区予選で、長男が所属するチームは見事優勝し北海道大会へ駒を進めました。1学年下で控えキーパーの息子はこのたびベンチに入りませんでしたが、昨年来、”全道”へつながる函館地区予選はすべて突破、この1年で5回も北海道もしくは南北海道大会を経験できる、大変、恵まれた体験をさせてもらいました。

息子が始めなければ、おそらく全く縁の無かった少年サッカーの世界ですが、子供達が出場できるほぼすべての大会に接することで、いろいろな疑問も出てきました。もちろん、技術や戦術のことを素人の私が語れるはずもなく、日程や運営面のことなのですが、漠然と思っていたことが人気サッカーブログで指摘されていたので、我が意を得たり(と言うほど偉そうなものではないが)の気分になりました。

Dvc00223 フットサルを除き、U-12では北海道大会以上へ繋がる大会が2つあります。一つは全国大会もある全日本少年サッカー大会で、もう一つがこのたび行われた北電カップです。函館の場合、この2つの予選がGW明けから1ヶ月少々の間に続けて行われます。この他に、1年を通したリーグ戦やローカル大会は行われますが、北電カップで敗れてしまうと、事実上少年サッカーは終了、モチベーションは大きく下がってしまいます。また、短期間で二つの予選が行われる為、全日の北海道予選が始まる前に、北電カップの函館予選が始まるという、高校野球でいえば春の北海道大会が始まるまえに夏の甲子園の支部予選が行われるような、奇妙な日程になっています。さらに言えば、全日本の本戦である全国大会と、北電カップ北海道大会の日程が重なっているため(今年だけか?)、北海道No.1を決める大会に、一番強いチームが出れなくなる、誰が考えてもおかしな日程となっています。

受験のある中学生や高校生はともかく、一番サッカーに適した北海道の夏から秋に、小学生が大きな目標を失って、プレーを続けるのはどうかと思っていました。前出のブログや、そのコメントで指摘されていたように、北海道大会につながる予選の一つを秋にもっていけないものでしょうか。スポンサーや主管の問題など、知る人しか分からない難問も多数あると思いますが、折角、日本サッカー協会主導で年間通じたリーグ戦も行われるようになったのだから、各地区のその上位で本当の北海道No.1を決定しても良いと思うのですが。北海道はフットサルが盛んだとはいえ、小学生の熱いサッカーが6月で終わってしまうのは、親としても余りにも寂しい気がします。

函館の場合、今月行われるU-11大村病院杯という大会から約1年が、事実上最終学年の熱い戦いです。来年6月で終わらないことを信じて、既に始まっている練習試合では、主戦となった息子ともども手に汗をかいています。

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コメント

人気ブログにもついコメント書きましたが、かつて当ブログのコメントに5月頃同じ大会の事を書かせていただきました。やはりあの時期がベターかと。今週末は、栗山の全道予選見に行きました。時期もそうですが、トーナメント八人制の弊害(勝利至上?の縦ポンサッカー)がちょっと気になる内容でした。

ポカリが行われる前は夏に全日本、秋に全道だったんですがねぇ〜( ̄◇ ̄;)

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