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2011年5月26日 (木)

どうなる今年の函館観光

Mthakodate2 桜の季節が終わり、5月も中旬を過ぎると函館山は目に見えて鮮やかな緑色へと変わっていきます。この色とともに当地は快適な気候となり、その名の通りグリーンシーズンに突入、観光客の数も俄かに増加し始めます。例年であれば・・・。

函館に限らず国内の主要観光地では震災後、キャンセルの嵐と自粛ムードによる極端な低迷に見舞われました。しかし、当地をはじめいくつかの観光地ではGWには例年並みかそれ以上の観光客で賑わい、自粛ムードも薄れ、海外からのチャーター便が復活するなど、一部には楽観的な見方も出始めています。さて、これから本格的な観光シーズン、函館はどういう展開になるのでしょうか。

まず、頭に入れておかなくてはならないのは、東日本大震災の影響は、確実にマイナスのバイアスを懸け続けるということです。観光の低迷は自粛ムードよりも、リアルな被災に起因しています。特に東日本、北日本の観光地はその影響が如実に出てくるものと思っています。さらに、当地に限ると、対前年でみた場合、二つの大きなマイナス要因が見えています。

一つ目は、昨年新装オープンした函館競馬場。その特需は、軽視していなかった私の目からも想定以上でした。今年も6月第3週から中央競馬は開催されますが、初物特需はまるまる剥がれます。しかも、例年、競馬の時期にウェイトが高いのは、東北地方の観光客です。

二つ目は、なぜか函館が”除外”されてしまった「大人の休日」です。新幹線開業で青森に集客したかったためなのか、6月下旬から7月上旬にかけてJR東日本が行うミドル層以上を対象とした大人気の定期間定額乗り放題のイベントは今回、函館だけではなく北陸も外れています。JR東日本としても、マイナスの影響の方が大きいはずですが、理由は定かではありません。当然、イベント期間中、いつも多くの観光客が訪れている函館の影響は計り知れません。おそらく期間内だけで、万単位の入込数減少要因となるでしょう。

少なくとも、当地のグリーンシーズン入口、6、7月は観光客の入込が大きく落ち込むのは間違いなさそうです。当ホテルの予約動向を見ても、4月はキャンセルされた予約の入り直しなどもあって、前年を上回る予約がありましたが、特にGW以降、入込も予約も大きく落ち込んでいます。GWの入込に見られたように、連休やトップシーズンはそれなりの集客は出来ると思います。特に夏のピーク時、電力不足の首都圏では北海道がブームになるかもしれません。しかし、それはGWのように一時的なこと。外国人も戻って7割。夏場もマイナス幅が縮まる程度と考えるべきでしょう。

厳しい1年。どう耐えるかと考えることを覚悟しています。

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