スポーツの力
超満員という言葉はこういう時に使うのだと言いたくなった、昨日の日ハムVSオリックス戦。2万人収容の函館オーシャンスタジアムには、立ち見を含め20314人、この球場開設以来史上最多となる観客に埋め尽くされました。年に1度の地方都市開催とはいえ、10年前にこのカードがこれほどの集客力を持つと誰が予想できたでしょう。もちろん、当初先発予定だった斎藤佑樹効果が大きいことは否定しませんが、パ・リーグ及びファイターズの集客戦略には、我々観光業界も学ぶべきところが多分にあると思います。
試合は前日に続いて我らが日本ハムファイターズの圧勝。昨年来、この球場で4連勝とし、完全ホームグランドで観客の99%を占めるファイターズファンを喜ばせました。野球を始めたばかりの小3の次男は、先日、普通のショートゴロを快足でヒットにした村田選手をテレビで見て感激し、彼が代走で出場すると大喜び。長打で余裕の生還にも「速い、速い」と打球よりもランナーに目をやり、すっかりファンになったようでした。こんな無名の控え選手(失礼)を、小さな子供が好きになるところも、日本ハムファイターズが北海道に、そして函館に根付いた証拠といえるでしょう。プロとしてのプレーだけではなく、球場でのファンサービスやヒーローインタビューに至るまで、対価以上のエンターテイメントを楽しませてもらいました。
一方、エンタメとは異なるアマチュアスポーツ。一昨日、函館から70kmも離れた八雲町で行われた全日本少年サッカー函館地区予選決勝で、長男のチームは準優勝ながら函館代表となり南北海道大会のコマを進めました。強豪相手にリードしながら終了直前に逆転負けという悔しい結果でしたが、負けと同時に、2位通過では南北海道予選で北海道で三指に入る室蘭地区の強豪と同グループとなる厳しい結果でもありました。今週末、今度は苫小牧で北海道予選進出を懸けて戦います(結果詳細は函館少年サッカー情報ブログで)。
それにしても、先月末から江差、夕張、八雲、苫小牧と、ほとんど出場しない控えGKの息子のために、高いガソリンと各地にお金を落としています。強豪チームの嬉しい悲鳴ではありますが、いつかこの街に、あらゆるスポーツコンベンションを誘致するために神が私に与えたミッションだと信じ、応援以外にいろいろなものを吸収してきたいと考えています。
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