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2011年3月

2011年3月31日 (木)

争点 ~2011函館市長選挙~

20110317os0101 4年前同様、現職市長に職を辞した副市長が挑むことで注目されるこの度の函館市長選挙。しかし、景気の低迷、地方の衰退が続く中、とにかく保守的な流れを変えようという空気が支配した前回選挙と今回とでは明らかな相違点があります。すなわち、変革を掲げて当選した現市長の4年間の実績が問われることと、勢いではなくしっかりとした政策論争がなされる選挙であることです。

そこで、このたびの函館市長選挙の争点になると思われる具体的な政策を、両候補の公約や見聞きしてきた言動から、極力客観的に記したいと思います。選挙前特有の具体性に欠ける耳障りの良い発言、双方を意識した類似した政策と考えられるものは排除しました。

最大の争点は、工藤氏が最重要課題と掲げる函館市の財政立て直しについてでしょう。工藤氏は市長給与の50%削減はもとより、民間に比べはるかに高水準と言われる市役所職員給与のカットを明言し、人件費の削減に取組む姿勢です。また、その過半数が校長退職者が占めるといわれている児童館の館長職など、公務員の天下りを廃止し、その分を若者の職場として振り分けるなど具体的な政策を提示しています。一方、西尾氏の論調は、現在行っている削減策を継続し、職員給与の削減は最終手段だと新聞社のインタビューにも答えていました。また、この度の震災を受けて、むしろ財政出動しなくてはならないと、正反対の政策を主張しています。

二つ目は、西尾氏の優先政策のひとつ未来大学への医学部の設置です。医師不足解消の一環で、新たに医学部が必要との国の方針もあり、もし未来大学に医学部を誘致することができれば、学園都市として充実が図られ地域振興にも貢献するとの主張です。一方、工藤氏は他大学の医学部の現状を踏まえ、未来大に医学部を設置した場合、年間数十億の市民負担が発生する可能性があることから反対の姿勢をとっています。医学部を作るのであれば未来大ではなく国立、もしくは私学を誘致する方向で考えるべきだと主張をしていますが、基本的には消極的と見ます。

三つ目は、思ったほど争点になっていないようですが、合併特例債を使用した目玉の公共事業、新体育館構想です。西尾氏は現体育館の隣に、新アリーナを増築することを表明しており、すでに構想が示されています。一方、工藤氏は現体育館の維持管理費、立て替えた場合の総工事費などを勘案した場合、増設するよりも全面的に立替をし、さらにコンベンション機能を充実させる考えを持っています。私は、新アリーナ建設のたたき台となる構想の図面を拝見しましたが、固定席の数、コンベンション機能については残念ながら貧弱で、視察したとされる長崎県立総合体育館とは程遠いものでがっかりしています(少し主観が入りました)。

もうひとつ、重要政策ではなくても私的に大変関心あることが、工藤氏の公約にあるのでおまけに書かせて下さい。その公約とは函館ハーフマラソンの拡大とフルマラソン大会の創設です。フルマラソン大会が観光客誘致、さらには街の活性化につながること、競技者からみるとハーフとフルは別物なので、人気のハーフもそのまま残し、こちらも規模拡大すべきだという考えはこのブログでも何度も書きました。これは私にとって正に的を射た政策です。一方、西尾氏は、私が所属する団体でパネラーとして質問に答えた際、ハーフの拡大にも消極的な印象を持ちました。

極力、客観的に記すつもりがやや主観的になったことをお詫びします。事、政策については、今現実に行政を司っている現職より、挑戦者のほうがより創造的に訴えることができることも加味しなくてはなりません。

何れにせよ、政策を一層吟味して、投票所へ向かって下さい。私たちの未来がかかる、重要な選挙です。

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2011年3月29日 (火)

光明

20110323027jd 悪夢の大地震から半月あまり、津波の被害を受けた函館朝市でも営業を再開する店舗が増加し、一見、落ち着きを取り戻したかに見えます。当ホテルでも地震直後のキャンセルの嵐は収まり、GWを中心に再予約がポツポツと入り始めました。最も、キャンセルが収まったというよりは、キャンセルされるべき予約がすべてキャンセルされてしまったと見るべきかもしれません。例年であれば既に埋まっているGW期間も、ほぼ満室はピークと見られる5月3日、4日のみ。地震前に予約が順調だった4月末の連休は、キャンセルによって、まだ空きが目立ちます。

そんな中、観光地である当地にとって暗い中にも一筋の光明ともいえる、希望のニュースが流れました。東北新幹線が、GW前にも全線復旧するというのです。函館にとってGWは、桜の開花とも重なり、1年で1番集客が見込まれる時期。もちろん、自らや親族が地震や津波の被害を受けて、観光どころではないという方が大勢いることは承知の上ですが、普通の生活を送れている方は、心の安らぎにGWくらいは観光地を訪れてもらいたいものです。私たちは、津波の被災者でもありますが、それ以上に観光の冷え込みの打撃を受けています。立ち直り、逆に復興のお手伝いをするためにも最低限の観光客は不可欠です。

観光の低迷に苦しむ当地の宿泊業界ではありますが、我々よりもっと大きな被害に遭われた方に救いの手を伸ばす準備も進めています。国や道の支援策に同調する形で、当ホテルを含む函館ホテル旅館協同組合函館湯の川温泉旅館協同組合に加盟する協力施設では、被災された方の一時的な避難場所として1名あたり1泊3食を5000円で提供する客室を用意します。この5000円は国から補助が出るため、一時的とはいえ被災者は無料で食事付き、風呂付のホテルや旅館で休めることになります。

期間や客室数、輸送手段、被災者の希望など難問は多く、すぐに実行できるかどうかは不明ですが、未曾有の天災に襲われた今、日本中が手を合わせて復興に努める時です。

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2011年3月26日 (土)

函館市長選挙 公開討論会

Dvc00192 少なくとも私が函館に戻ってきて以来、市長選で公開討論会というのは初めての試みです(後記すみません。前回もあったようです)。市民会館のわずかな駐車場はすぐに埋まってしまうだろうと1時間前に到着し、早めの夕食をとりました。しかし、食事を終えて戻ってきても、まだ駐車場は空いており、やや拍子抜け。会場に入って定刻が近づいても、1370ある大ホールの客席はまばらで、ざっくり3分の1、400名程度といったところでしょうか。これでは、主催した函館青年会議所もがっくりだったと思います。行政にいろいろ文句を言う人はいますが、函館の閉塞感は有権者側にあるのかもしれません。観客の平均年齢は明らかに60歳は越えていました。

入込も期待はずれなら、内容もいまひとつ。正直申し上げて、コーディネーターの選定に問題がありました。公平を期すために、外部から人を呼んできたのでしょうが、あまりにも函館のことを知らなさすぎ。また、両者の公約の相違点を理解していないために論点がかみ合わず、討論会というよりお互い自分の主張を述べるだけの時間が長くなりました。在り来たりの答え方しか出来ない質問をされたり、両候補とも歯がゆかったに違いありません。

そんな中、唯一討論が熱くされたのは、函館市の財政がテーマとなったとき。工藤候補から兼ねてより借金を重ねていると批判されていることを意識してか、西尾現市長は「この4年間で、市債を118億円減らし、基金も10億増やした。職員数も500人も減らし人件費も大きくカットした。」と主張。これに対し工藤氏は「減った市債は国の補填で自然に減る性格のもの。一般会計における借金が増えている。基金についても自由に使えるものではない。職員の削減についても12年前からやっていることで、誰が市長でも結果は同じだった」と反論。ここで西尾市長が「私が偉いと言っているのではない。」と言い返したところで会場に失笑がおき、この論戦では工藤氏に分があったように見受けられました。

この他、はこだて未来大への医学部の設置について推進派の西尾氏と、財政面から未来大にこだわる必要は無いという工藤氏の対立はありましたが、どちらかといえば抽象論が多く、はっきり言って盛り上がりに欠けました。個人的には、現体育館の隣に新アリーナを建設する方向で動いている現職に対し、全面立替でコンベンション機能を付けた大規模なものとすることを主張している工藤氏の新体育館構想や、ハーフマラソンの拡大と新たにフルマラソン大会の創設を公約に入れている工藤氏と、フルマラソンには消極的な現職のマラソン大会に関する考え方など、より具体的な討論を聞きたかったところです。

何はともあれ、有権者の皆さん。投票には行きましょう。低い投票率は街の恥です。

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2011年3月25日 (金)

春は必ずやってくる

Dvc00190 陽が少しずつ長くなり、気温も日に日に高くなりつつあるせいか、我が家の玄関で飼育していたクワガタ達が次々と長い冬眠から目を覚ましています。残念ながら、メス3匹ほど寿命か厳しい冬を乗り切れず昇天してしまいましたが、7匹のコクワガタと2匹のアカアシクワガタは季節はずれにも元気に動き回っています。実はこのクワガタ達の多くは3年ほど前に次男が捕まえてきたクワガタの子孫たち。我が家の玄関はクワガタにとって3度目の春。幼虫を含め、年々水槽と養育費が増えています。この先いったいどういうことになるのやら。それでも毎年、春先に元気に動き回るクワガタを見つけると少し嬉しい気分になります。

本来ならこれから観光シーズン、気分も高まる春ですが、あの地震と津波以来、予約が伸びはじめるこの時期、当ホテルでは今まで経験したことがないようなキャンセルの嵐に見舞われています。震災後、約10日間で件数で百八十数件、人数で400名弱のキャンセルがありました。例年であれば、逆にこれくらいの予約がほしいところですが、予約の方はパタリと止まっています。小さな当ホテルとしては莫大な数で、津波で受けた直接的な被害より、はるかに深刻な影響を受けています。これは、当ホテルに限ったことではなく、市内の大型ホテルでは数千名単位のキャンセルが出ていると聞きます。

今まで厳しい厳しいとは言っても、良くなりすぎた世の中での浮き沈み。まっとうなことをやっていれば飯は食えました。日本がこれだけ危機的な状況に陥るのは、戦後初めてのことです。おそらく、本当に厳しいのはこれからでしょう。今は冬の入口。最初に降ったドカ雪は長く厳しい冬になることを予見させたにすぎません。売上げの減少、物資の不足、物価の高騰。そして、今まで当たり前だったことがそうではなかったことに気付かされることになるでしょう。描いていた将来の展望が覆される寒波の到来を今から覚悟しなくてはなりません。

それでも春は必ずやってきます。どんなに雪が積もろうと、どれだけ寒く厳しい冬であろうと。この冬を乗り越えることができたら、今は気付かない小さな光が、僅かなぬくもりが、とても明るく暖かく感じることが出来るようになると思います。その時を信じて、日本中が覚悟を決めて、全身全霊で復興に取組む時です。

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2011年3月23日 (水)

ノートPC逝く

Dvc00191 8年間、文句も言わずに働き続けた私のノートパソコンが、可哀想にエコポイントの到着を待たずにその使命を終えました。ここ数ヶ月、バッテリーの充電がうまくいかず、以前もあったアダプタのプラグの断線かと思い、ACアダプタを買い換えたものの容態に変化はなく、PC側の電源接続部位に問題があることは、薄々気づいていました。アダプタとノートPCの接続部分を、重いもので固定することで何とか電気を送り込むことが出来ていましたが、数日前、疲労により中の部品が外れたらしく送電不能となりました。

会社で、たまたまコピー機の修理に来ていたサービスマンに分解して見てもらったところ、修理に出すとメーカーに送って基盤交換することになり、その場合数万円はかかるので、買い換えた方が良いと言われました。ダメ元で、パソコンショップに行ったところ、ハードは生きているので、中古の同一機種を買い、ハードだけ交換すれば数千円で済むとのことでした。最近調子が悪く、何れ買い換えなければと思っていたので、980円ハードのデータを移せる機器を購入して修理を諦めました。

それにしても、ノートPCを使えないというのは何と不便なことか。自宅で、メールや宿泊予約のチェック、また、ちょっとした書類作りも出来ない不便さを連日味わっています。・・・と、いうことで、ここ数日、私のノートPCのアドレス宛てにメールを送ってくれた方、返信できていないことをこの場を借りてお詫び申し上げます。

私もいよいよビスタを見ることなく、セブンデビューです。

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2011年3月21日 (月)

普通の生活

Dvc00188_2 例年より早く、3月上旬に積雪がゼロになった函館は、その後もまとまった雪が降ることもなく、市内のグランドでは早くも野球やサッカーの球技が普通に出来るようになりました。昨日は、次男が入団を希望している少年野球チームから練習見学のお誘いがかかり、小学校のグランドへ。子供達は和気藹々とノックやティーバッティングを楽しんでおり、次男も早く仲間に入りたい様子。問題は、私なんかが子供の頃とは違い、練習試合や大会など遠くで開催されることも多く、当然親も同伴になります。一人だけなら良いのですが、長男は別競技、少年サッカーをやっており、しかも道大会を狙う強豪チームのため、こちらも遠征はつきものです。今年は父母分担での対応となりますが、我が家のカレンダーから休日が消えることは確実です。

ところで、このように道南の春は北海道の中では早いため、春休みには小学生から社会人まで、野球やサッカーのチームが遠征に訪れ、練習や試合を行います。このようなスポーツ合宿は、当地の観光産業に少なからず貢献しており、こういうご時勢だからこそ自粛とは言わずどんどん来て頂きたいものです。

地震の直接的な被害がほとんど無かった福島県の知人から、周りから生活必需品が無くなっていくのが目に見えて分かると聞きました。交通網の混乱や買占め行動以上に、原発の風評被害で、福島に人も物も入ってこなくなったというのです。もちろん非難勧告地域に住んでいるわけではありません。

このたびの震災で、直接被害にあった方以外でも、日常であった行動がとられてないために、生活や商売に大きな影響が出ています。復興のための支援や、節電などの取組みは当然ですが、必要以上の警戒や自粛ムードは日本の復興を遅らせてしまうような気がしています。子供のスポーツに使う時間配分を気に掛けるような普通の幸せを、被災した方により早く取り戻してもらうためにも、普通に生活できる人は普通に生活することを心がけるべきではないかと思うこのごろです。

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2011年3月18日 (金)

函館にJチーム!

200805251432000 昨日の北海道新聞に、初めて知った興味深い記事が載っていました。市議会で明らかになったことですが、昨年12月、東京の大手企業からJリーグ参加を目指すプロサッカーチーム創設の打診があったというのです。交渉は難航しているというのですが、その理由は、ホームグランドとなる千代台公園陸上競技場で年間12試合以上の試合開催が、陸上競技での利用が優先という事で難しいためなのだそうです。これを読んだ瞬間、私は卒倒しそうになりました。

1万5千人以上収容できる”函館としては珍しい”立派な競技場を最大限有効活用するためのまたとない提案を、そんな理由で断るなど言語道断です。Jリーグの下部組織だとしても函館にプロサッカーチームが創設された時の経済効果は計り知れません。しかも、それが3セククラブなどではなく、大手企業がバックについているのです。万障乗り越え受け入れるべきなのに、全く万障といえないところで滞っているところが、今の閉塞函館なのです。このような事実がわかった以上、市内経済界力を結集して誘致すべきです。断ろうとでもするなら、市民デモでも呼びかけましょうか。トップの英断一つだと思うのですが、それが期待できないジレンマをこの数年感じています。

最もスポーツも観光も平和あってこそ出来ること。今は復興を第一に、それでもこんな話があるのなら、明るい将来のために進めていくべきです。ヨーロッパでは人口10万人規模の街にもプロサッカーチームは普通に存在します。

暗いニュースが続く中で、久々の光明とも言える話題。話は変わりますが、津波の被害を受けた函館朝市も少しずつ復旧が進み、いくつかの店舗では営業も再開されています。明日19日からは朝市どんぶり横丁内のお食事処3店舗、20日からは6店舗の営業が再開されます。キャンセルが続き、閑散となってしまった連休ですが、当ホテルも通常営業しております。まだまだ災難の渦中にある地域が多い中、こんなことを言うのは心苦しいのですが、いち早く復興しつつある観光地函館にお越しいただければ幸いです。

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2011年3月16日 (水)

変わった景色

東日本各地で亡くなった方、未だ行方不明の方、家や店舗をすべて失われた方が数多くいる中、このようなことを書くのは大変失礼と承知しながらも、当地を取り巻く環境、見通しが激変したので、思うところを記させて頂きます。

Dvc00187 函館で津波の被害にあったのは、当ホテルのある函館駅前、朝市周辺から金森倉庫ベイエリア周辺で、市内全域からみればほんの極一部。そのせいか、同じ市民でも被害を受けたといっても長靴で歩ける程度の津波だと思っている人が多いことに驚かされました。ニュースで流れた映像とのギャップで、深夜の最大波の時にはカメラが入ってこれる状況ではありませんでした。特に函館朝市の海側の店舗周辺では人の背丈を越える波が押し寄せています。時間帯によっては、もっと莫大な被害になっていたかもしれません。(写真は復旧作業が進む被害が大きかった朝市仲通。)

ところで、当社の被害総額はまだまだ未確定ですが、数百万という単位になることは間違いありません。津波ということで保険も効かず、年度末を前に想定外の出費となります。周辺の店舗はどこも似たような状況ですが、それでも営業を続けられるという点で、他地域からみると恵まれていると考えるしかありません。

それ以上に心配なのは今後の動向。3月11日を境に、思い描いていた将来の景色は大きく変わってしまいました。地震翌日からキャンセルが相次ぎ、うまくいけば満室と考えていた今週末の連休も半分以上予約が減りました。これは仕方がないとしても、問題はこの度の震災は、おそらく戦後経験したことが無い大規模なものであることです。新幹線青森延伸で対前年を上回る入込を見込んでいましたが、新幹線は青森どころか栃木止まり。神戸の時とは違って、被災は広範囲に及ぶため復旧に相当な時間を要することは想像に難くありません。また、当地にとって多くの観光客が訪れる東北地方の被害が甚大で、住む人々は被災の有無や交通網は別にしても観光どころではないでしょう。平和あっての観光業であることを、改めて思い知らされています。

物資の不足から燃料費を初めとした物価の高騰も予想され、来年度は楽観予想から一転、最悪だった昨年度を下回る可能性も否定できません。ただ、商売のことを考えられるだけ幸せなのかもしれません。多くの人達の救出と、一刻も早い復興を願います。

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2011年3月13日 (日)

復旧へ

Dvc00186 おそらく、一生に一度あるか無いかの自然災害。それでも、被害の大きかった所に比べると極々軽いものなのかもしれません。昨日、今日と当ホテルだけではなく周辺施設、津波の被害を受けた函館朝市の店舗で働く従業員、総出で復旧作業を行いました。多くの函館市職員も手伝いに訪れ、お陰で思った以上に早いペースで復旧が進んでいます。当ホテル1階のテナントに入居するラーメン屋さんを始め、一部店舗では営業を再開しています。

直接的な影響は少なかった当ホテルも、今日までに完全復旧。通常通り営業します。まだ、交通網が混乱しており、帰れないお客様も数多くいると予想されるため、被災時特別料金で客室を提供することにしております(詳しくは当ホテルHPへ)。

一方、躯体やシャッターなど目に見える被災とは別に、テナントの電気設備や駐車場の券売機、重油を階上に上げるモーターなど、再起不能に陥っている設備も数多く、その回復にどれくらいの費用がかかるか、今のところ想像もつきません。これからの観光シーズンへの影響も必至で、厳しい経営を余儀なくされるところですが、それ以上に今後日本経済は大変なことになっていくことでしょう。すべてを失い路頭に迷う被災者がいる傍ら、特需により恩恵を受ける業界も出てきます。この不公平を、最小限に収めるよう、政府には慎重な舵取りを行ってもらいたいものです。

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2011年3月12日 (土)

津波(2)

昨日、当ホテルには大きな被害が無かったと書きました。

それから約3時間後に襲ってきた第2波。津波は第1波より2回目、3回目の方が大きくなると聞きますが正にその通り。他都市と比較すると大きいとは言えないかもしれませんが、被害がありました。

Dvc00184 左の写真は、エントランスに入ってきた海水。ホテル前の道路は1m以上の水かさとなりました。車が流される様子を初めて生で見ました。ニュースで報道された函館の津波の模様は、実際に体験したものから見ると過小に映ります。2波が引いた後の第3波が最大でした。

幸い当ホテルのフロント、ロビーは2階、客室は3階で重大な被害にはなりませんでしたが、第2波の後、翌朝まで停電。ご迷惑をお掛けするのと、危険性も鑑みて希望のお客様にはレスキュー隊によって他ホテルへ移動して頂きました。暖房も電気も付かない中、お泊り頂く判断をされたお客様にも、当然料金をお返ししました。また、交通網の混乱により、ご予約を入れていながら来られないお客様も複数いらっしゃいました。電話自体がつながらなかったため、キャンセルを入れたくても入れられなかったのだと思います。この場を借りてお詫び申し上げます。

今日は朝から社員総出で復旧作業。本日中の通常営業を目指します。終日停止していたボイラーの状態が鍵です。回復したとしても、被災特別料金で提供する予定です。

Dvc00185_2 

ホテルの被害は比較的軽微でしたが、不動産業も営む当社の被害は甚大。それでも、報道される日本各地の被害からは微々たるものでしょう。前を向いて復興に励むとともに、少しでも多くの方が助かることをお祈りします。

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2011年3月11日 (金)

津波

幸い、当ホテルには大きな被害はありませんでした。

安易なコメントは出来ません。

ホテル屋上より(本日16時40分頃)

Dvc00183 Dvc00182

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2011年3月10日 (木)

本当に来るの?エコポイント(2)

先日、このブログで苦情を述べたせいではないでしょうが、ようやくエコポイント事務局から封書が届きました。年度内にエコポイント獲得かと安心したのも束の間、大きめの封筒を開けると2度目の全書類返送、不備のため再審のお知らせでした。

Dvc00179 以前、購入したTVのうち1台の調子が悪く、交換してもらったことが原因で、エコポイント事務局から今回のように全書類を返送されたことを書きましたが、実はその後、同型のテレビ3台に同じような不具合が発生し、無償で交換してもらいました。メーカーによると、一定期間に特定工場で製造したTVのセンサーを構成する極小の機器に不備があったことがわかり、交換したもの以外はその機器を取り替えて、その後不具合は発生しておりません。メーカーの迅速で誠意ある対応には何の不満もなく、お客様にも迷惑を掛けたわけではなかったのであまり気にも止めていませんでした。

半年ほど前に交換した3台が返品済みになっているということで、今頃不備という名目で書類が返送されたのです。調べる方もすごいと思いますが、もっと簡単で早く正確にポイントを発行する方法があるでしょう。手間も人も金もかけて、ポイントよりもストレスが溜まる全くふざけた制度です。最初の1台と後の3台、電話1本くれれば放棄しても良かったのですが、こうなったら意地で、交換したTVの保証書を取り寄せ(メーカーの失念で手元に無かった)きっちり再申請したいと思います。

最初の申請から9ヶ月、再申請から5ヶ月経過してまた1から出直しです。50台分の地デジ対応TVのエコポイントが手元に来る頃には、アナログ放送は視聴出来なくなっているかもしれません。

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2011年3月 8日 (火)

桜の便り

土曜日に行われた室内少年サッカー大会では、息子のチームは無事1次予選通過。翌日曜日は、サッカーの試合も練習も公務も無く、本当に久々の”休日”とさせてもらいました。先週、函館では平年より4日、昨年よりは10日ほど早く積雪がゼロになりました。日曜日は比較的穏やかな天候だったので、五稜郭公園を今年初めてジョギングシューズで走ることにしました。

Dvc00178 暖かいといってもまだ3月上旬。五稜郭公園の堀の水はまだ氷に覆われ、更に誤算だったのは公園の外周約1.8kmのうち、日が当たりにくい2割ほどはまだ積雪があり、ジョギングシューズで一定ペースでのランニングは困難でした。ランニングコースの外側に並ぶ桜の木々も、まだ冬の出で立ち。ここ北海道の本格的な春はまだまだ先です。

ところで、その桜の開花、まだ気が早いところですが、複数の民間気象予報会社では既に予想が立てられています。今のところ、函館の桜開花予想は4月28日から29日ころとなっており、遅かった昨年とは異なり、まさにGWに満開見頃となりそうです(予想が当たればですが)。この予想を知ってか知らずか、当ホテルでは例年より早くGWの客室が埋まりはじめています。今後も発表があり次第、逐次このブログで桜開花予想を発信してまいります。

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2011年3月 4日 (金)

寒の戻り

ようやく春めいてきたと思ったら、昨日、今日は真冬に戻ったような寒さ。幸い函館にはまとまった雪雲は入らず、札幌のような大雪にはなりませんでしたが、簡単に春にはならない、ここは北海道であることを改めて感じております。

250pxjre_e5231 ところで、今日は昨年末以来、久しぶりにTVの取材を受けました。明日、東北新幹線「はやぶさ」デビューということで、新青森駅開業による函館観光の動向を聞きたかったようです。素直な数字を話しましたが、補足がカットされると思わぬ反響が出てしまう可能性もあるので、ここに記しておきます。

新幹線が青森まで開業した昨年12月以降、当ホテルでは12月、1月、2月いずれも、宿泊人数ベースで対前年150%以上の大幅な伸びを示しました。もちろん新幹線効果によるところも大きいのですが、率が大きく出たのは、3年ほど前まで大手ビジネスホテルチェーンが多数進出したことにより、特に入込の少ないオフシーズンの稼動が大きく落ち込み、更に昨年はリーマンショック後ということもあり、この十数年来最悪の実績となりました。分母が小さいため、反動で少し戻しただけでも率が大きく出ます。ちなみに昨年2月は対前年30%以上客数が落ち込んだため、今年50%強戻しても一昨年に戻っただけです。

また、当ホテルの場合、新幹線開業を見越して、昨年4月にリニューアルを行い、シングルルームを減らして家族向けの客室を大幅に増やしたことは、このブログに何度も書いています。年末年始や、連休でこれら新客室の稼動が良く、特に人数ベースでの実績を伸ばしました。小さなホテルだからこそ出てしまう数字のマジックで、大型ホテルではありえない数字だと思います。率は伸びてもそれほど経営が楽になった訳ではありません。

それでも、新幹線効果は確実に出ています。オフシーズンは実数ベースでわずかな伸びでも、今後観光シーズンでは分母の大きいなかでの上積みが期待できます。事実、2月段階での予約実績も昨年を大きく上回っています。

少し気になるのは、2月の連休が終わって以降、お客様の入込が”昨年状態”に戻ってしまっていること。明日のはやぶさデビューも函館は無関係のようです。理由は統一地方選挙と薄々感じながらも、観光の寒の戻りはあまり良い気はしないものです。

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2011年3月 2日 (水)

本当に来るの?エコポイント

昨年暮れ、エコポイント事務局から以下の文言でメールが届きました。

拝啓 時下益々ご繁栄のこととお喜び申し上げます。
この通知は家電エコポイントの申請をいただき、ポイント発行に至っていない申請者様へお送りしております。
申請者様からの申請につきましては、これまでに家電エコポイント事務局より申請内容の不備に関するご案内通知をお送りさせていただいておりましたが、2010年12月1日時点で、事務局へのご返送の到着確認が取れておりません。
同封の不備案内通知を今一度ご確認いただき、必要書類のご返送をお願いします。
なお、本通知と行き違いでご返送頂いております場合は何卒ご容赦ください。

Eco 慌てて、つながりにくいコールセンターに問い合わせたところ、「10月に書類が届いており、現在審査中となっているので全く問題ありません。このメールは一度でも何らかの不備があり、その対応の有無にかかわらず送られるので気にしなくても大丈夫です。エコポイントは申請(再申請)から約3ヶ月で発行されるので、1月中旬になっても届かなければ再度問い合わせてみて下さい」との返事がありました。不満満載でしたが、電話の応対が良かったので、その場は納得しました。

それから2ヶ月余り。何の音沙汰もありません。それどころか、コールセンターの”法人申請に関わる問合せ”は、何度電話しても、「大変混みあっておりますので、一度お切りになり、時間がたってからもう一度お掛け下さい。」という、音声ガイダンスが流れるばかり。きっと私と同じような問合せが殺到しているのでしょう。

法人申請に関する問合せは何度やってもつながらないので、ポイント発行に関する問合せの番号を押したところ、程なくつながりました。ポイントが発行されていない旨を伝えると、電話番号や名前を聞かれ、「調べてみても対象が無い」とのこと。法人で申請したことを伝えると、「こちらで対応できません。一度切って法人申請に関する問合せの番号を押して下さい」。薄々、そんな予感はしていましたが、腹が立ったので「ポイント発行に関する問合せになんで答えられないのか。法人申請に関する問合せは全然つながらない・・・」等々、散々嫌味を言ってから切りました。コールセンターの担当者が悪いわけではないのですが。

年金対応、子供手当て、そしてエコポイント。世紀の愚国策といっても良いでしょうか。

昨年4月に購入した地デジ対応TV約50台分のエコポイント。手元に届くのはいつになるのでしょう。

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