フットサル三昧
本格的にゴールキーパーを始めて約1年、市内強豪クラブに所属する長男は対象年齢のU-10ではレギュラーとして、1学年上のU-11でも控えとして、足を引っ張りつつも昨年は2度も道大会に出場することができました。客観的にみて本人の実力以上の成績で、親としても嬉しい誤算、少年サッカーを存分に楽しませてもらいました。
1学年上にキーパー志望の子が入り、もしかしたら今年は上の学年の大会には呼ばれなくなるかなと思っていたところ、何と上の学年の正キーパーが辞めてしまうという想定外のことが起きました。そのため、息子は呼ばれないどころか、このところ毎週行われている上の学年のフットサルの大会や練習試合で先発起用されるようになり、俄かに我が家も忙しくなっています。サッカーの実力では30人近くいる4,5年生の登録選手の中でも下から数えて何番目といったところだと思うのですが、GKというポジションが為、わずか5人の精鋭が集う、しかも上の学年のフットサルの先発メンバーに息子の名前が連なるようになりました。「おまえ、こういうのを”持っている”というのかも知れないぞ。」という父の言葉に、喜ぶどころか完全プレッシャーモード。正GKが辞めたことを聞いた瞬間、半ベソ状態で、楽しみにしていた4年生大会前の上の学年の大会が苦痛になったようでした。
昨日行われたU-12の小さな室内サッカー大会。息子のチームはU-11、1学年下のチームで出場しました。この年代の1年というのは圧倒的な体格差があります。勝敗よりも翌週行われるU-11大会に向けて、胸を借りる為の出場です。息子としては2学年上を相手にすることになり、相当やられるだろうと思う父以上にマイナス思考絶頂で会場に向かいましたが、案の定6年生の洗礼を受け大量失点。フィードの腕力、キック力の弱さを見透かされ、キーパーからのボールを狙われての失点も多く、責任を感じてか試合後は号泣してました。
監督からも相当言われたようですが、これはGKの宿命。一昨年来、何度もこんな状態から立ち直り、心身ともに成長したと思っています。最も、この程度の試練に耐えられなければ、厳しい人生、生きていけません。レギュラーを守っていけるかどうかは分かりませんが、悔しさをバネに練習に取り組みレベルアップできれば、神様はきっとご褒美を用意してくれることでしょう。
失敗を大人に大声で怒鳴られるなど、最近の小学生が体験してないことを経験し、ヤワな息子も少しづつ成長しているように感じられます。高学年からは勉強もと考えていましたが、このチームから得られている教育は今しか受けられないものと痛感し、我が家はしばらく体育会系で進むことになりそうです。
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