韓国高陽市 ~姉妹都市提携~
函館市は今年のクリスマスイブ、韓国の高陽(コヤン)市と姉妹都市提携を結びます。高陽市はソウルのベッドタウンとして近年急激な発展を遂げた人口100万人弱の大都市です。韓国最大のコンベンション施設を持ち、韓流ワールドの建設が進むなど、函館とは対照的な発展する新興都市です。
では何故このような大都市が函館と姉妹都市提携を結ぶことになったのでしょうか。話は1年半ほど遡ります。昨年の7月、大韓航空の機内誌に函館の情報が掲載されました。リーマンショックの影響で仁川⇔函館間の搭乗率が落ちていた時期です。これを見た高陽市のCATVが、冬の函館、クリスマスファンタジーの取材に訪れました。同時に函館市から交流の申し出を行ったところ、高陽市の方から姉妹都市提携の提案がなされたそうです。函館を視察に来た高陽市首脳や、CATVを見た高陽市長が観光都市函館のポテンシャルの高さに感銘を受け、観光に力を入れたい高陽市の眼鏡にかなったとのことです。背後に大韓航空函館支店長の尽力があったとも聞いております。
函館にとっても韓国の大都市との姉妹都市提携は大きなメリットです。お互いの情報発信につながり、交流人口も増えることでしょう。国際観光コンベンション都市を標榜する当市ですが、観光都市ではあってもお世辞にもコンベンション都市とは言えない函館。アジア最大級のコンベンション都市へ変貌を遂げる高陽市の、ほんの一部でも見習ってもらいたいものです。
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