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2010年9月15日 (水)

続くか?好調函館観光

002 各機関が発表している諸データでも分かるとおり、今年の函館観光に関する数字はここ数年になく好調なものとなっています。特に、昨年度までの2年間が大幅な落ち込みとなったことから、分母が小さい分、対前年の伸び率は非常に大きな数字となっています。

当ホテルのように新規参入による競争の影響を受けた既存施設にとっては、その傾向がより顕著で、リニューアルを終えた5月以降、宿泊客数、売上げとも対前年では2桁の伸びを示しています。まだ、公式に発表されていない8月も、当ホテルではトップシーズンの家族旅行客獲得を狙ったリニューアル効果も加わり、単月で今年最大の伸びを示しました。最も、繁忙期の稼働率が90%を超えるのが当たり前だった5,6年前であれば、こんなに伸びるわけも無く、大幅に伸びてもその水準には達していません。9月は、昨年あった4連休とJR東日本の「大人の休日」が無いことと、弊施設的には、リニューアルでシングルルームを減らしたことがコンベンションが多い当月は裏目となり、想定していたことではありますが踊り場となっています。しかし、さすが大型コンベンション効果は大きく、対前年の数字はクリアできる感触となってきました。

さて、全国的に景気が停滞気味の中、この好調函館観光は続くのでしょうか。答えはYESです。もちろん、分母が小さいことでの対前年ベースの話ですが、函館特殊要因最終章、新幹線新青森開業の効果は決して小さくないと見ています。来年までは、体感的に好調を享受することになると思います。幸い、開業前の来月の当ホテルの予約動向も対前年は大幅に上回っています。

将来を楽観している訳ではありません。来年も伸びたとしても、5,6年前の水準に届くことなど想定していません。デフレは続き、宿泊業界の観点からは、数年前から大幅に増えたキャパは変わらないのです。新幹線効果が薄れる、翌々年は黙っていたら確実にマイナスでしょう。この2年間、確実に稼いで(稼げているところは少ないかもしれないが)次の一手を打つ必要があると思っています。

目先的に注意しなければならないのは為替動向。介入で一息ついていますが、当面「ドル安」の流れは変わらないはず。単独介入の限界が見透かされた時、投機マネーも加わって異常値をつけるかもしれません。巨大国家中国の急激な成長の反動による内政不安、資源獲得競争による地政学的リスクを含め、過度に外国人観光客に依存すると足元をすくわれかねないことも考慮しておかなくてはなりません。

不安を書いたら限がありません。経営するって改めて大変だと思います。だから、面白いのですが・・・。

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コメント

オーナーさん、こんにちは。

先週末函館に連泊しましたが大変賑わっていましたね。久しぶりに元気な函館を見ました。

その後、道内各地をまわりましたが、連休前の週というのにどこも盛況。札幌は15日以降、ホテルが全く取れない状況です。コンベンションと観光が重なっているようですがこれまでに見られない現象だと思います。

新幹線の青森開業ですが、かなり期待できるのでは?終着が八戸と青森では意味合いが全く違います。拙ブログにも書きましたが、青函市場連携など新しい観光リソースが眠っていそうです。これまでの観光スタイルと違い、青森のお裾分けでもいいと思います。ポテンシャルは必ずあります。


私事ですが、最後にふたたび函館へ寄る予定にしていましたが、エアが全く取れず、帰京しました。オーナーさんに声をかけられず残念でした。また、次回にでも。

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