二度目の全道
先週末行われた少年サッカー、トラック協会杯U-11函館地区予選決勝リーグで、息子の所属するチームは見事優勝。ひとつ年齢が上のカテゴリーで、控えのキーパーという立場の息子の出番は限られたものでしたが、それでも今年出場した北海道大会に繋がる二つの大会で何れも代表となり、学生時代一度も道大会に進めなかった私からすれば羨ましい限りです。
決勝リーグ進出の時点で、同学年の強豪チームが同時に開催されていた8人制大会出場のためエントリーしていなかったこともあり、優勝する可能性は高いと見ていましたが、それでも参加24チームの頂点に立ったのは立派なものです。うちの息子も能力以上に成長させてもらい、本人がわかっているかどうか、平凡な子供が中々できない経験を積ませてもらっています。また、レベルの高いチーム、勝ち抜けるチームというのは、競技だけではなく人間の成長においても正しい指導が行われているものだと改めて感じているところです。もし、自分の子供にスポーツをやらせたい、または子供がやりたいと考えているなら、能力の範囲で可能な限り”強い”ところを選ぶことを薦めます。
ところで、競技を問わず強豪チームに所属しているお子さんをお持ちの方は同じ悩みを抱えていると思います。特に広い北海道の場合、地区大会を勝ち抜くと全道大会となるのですが、その際の遠征費です。小学生の場合は家族も帯同する(移動、宿泊は別)のでその出費は馬鹿になりません。最初は嬉しい限りでしたが、3ヶ月足らずで2度の遠征となると、我が家の懐も寂しくなってきます。控えもレギュラーも出費は同じ。子供の為とはいえ、子供手当ては次回交付分も含め、数倍付けで消えることでしょう。仕事的には行くよりも、呼ぶことを考えなくてはと、スポーツコンベンションの重要性に改めて気付かされているところです。
もうひとつの悩みは、学校行事との関係。大きな大会は、夏休みや連休を利用して行うことが多いのですが、北海道の南端にある函館からは、大体どこへ行くにも大会前日の出発、1日学校を休まなくてはなりません。今回の場合は、初日と学習発表会(いつの頃からか学芸会をこう呼ぶらしい)と重なり、チームの和を大切にするか、学校行事を優先し1日遅れの合流とするか悩ましいところです。幸いうちの息子の役どころは、脇の脇らしいので、何れの選択も可能ですが、主力選手の中には同じく学習発表会と重なり、そちらも主役級ということで厳しい選択をせまられている人もいます。
最もそんな悩みも、ある意味嬉しい悩み。スポーツのクラブチームに学校以上の「教育」をしてもらっているからこその悩みでもあります。子供の為の時間と金の出費は将来への投資。息子が親元を離れるまで悩み続けたいところです。
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