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2010年8月25日 (水)

どうする函館北高跡地

Dvc00127 市立函館東高校と同北高校が統合され、市立函館高校となって3年余り。廃校となった函館北高校の跡地は、全く利用されないまま廃屋同然となっています。郊外の住宅地の一角、もったいないのはサッカーグランド裕に3面はとれると思われる同校グランドで、雑草に覆われ放置状態です(写真)。

かつて、市民体育館の立替場所の候補地となったこともあるよですが、現体育館の隣接地での新築が確定的となった今、その線は消えました。また、過去には函館サッカー協会が管轄する教育委員会に対し、開放を求める要望書を提出したことがあると聞いておりますが、その後の経過は話題にも上りません。

校舎部分も考えると、駐車場スペースも十分に確保でき、校舎の一部を管理棟として利用することも可能です。スポーツ関連施設として体育館はそのまま残しても良いでしょう。サッカー場として整備すれば、目と鼻の先にある日吉サッカー場と合わせて、道内でも稀に見る複数の試合会場が確保でき、市内の会場不足に対応できるだけでなく、大規模な大会の誘致も可能になります。同様に、少年野球用の球場を3面くらい作っても面白い。ここを利用して、函館を、もともと盛んな少年野球のメッカにするような戦略を考えられるリーダーはいないのでしょうか。何と無策なことか。

観光資源に恵まれていない小さな自治体には、競技場などを整備してスポーツコンベンションに力を入れ、集客を図っているところもあります。一方で恵まれているこの街は、既存の観光資源をアピールするだけで、「創客」という意識が希薄であると感じます。これからの観光、黙っていてはもちろん、宣伝するだけ来てくれるほど甘くはありません。創って呼ぶ。建物のことではありません。スポーツ大会などのスポーツコンベンションはその一つ。そのための投資と考えれば、北高跡地の整備など安いものだと思います。

次期市長。宜しくお願い申し上げます。

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コメント

 はじめまして!
旧函館北高跡地については、校舎などが解体されるまでの間、あるNPOが「文化・スポーツ・市民活動団体」からの利活用要望書を市長へ提出し、市教委・教育長より「今後、関係部局や関係団体と協議、検討したい」との回答を最近得たようです。  またグランドについては、すでにサッカーとラグビーの団体が、今春市より使用許可を得たとの新聞報道があったようです。

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