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2010年6月19日 (土)

疑惑の宿泊統計(2)

観光統計の数字は余りあてにならないことは、以前にも書きました。先日、観光関係者との会合で、ある事実を聞き愕然としてしまったので再度記すことにします。

下の表は、平成21年度上期の、道内地域別の観光客入込数(延べ)と外国人宿泊者数(同)を表したものです(北海道観光局統計情報より)。函館を含む道南圏(渡島・檜山)は、観光客の入込は6地域に分けられた中で上から3番目ですが、外国人の宿泊者数はオホーツク圏についでワースト2位。二つに分けた道東のいずれの地域にも劣っていることが、一部関係者の間で話題となったことがありました。トップの道央は、札幌だけではなく登別や洞爺湖などの大規模な温泉地も含まれているため(この分類もどうかと思う)、宿泊施設のキャパの上で別格として、他との比較で外国人誘客への取組みに問題があるのではないかということです。

Kankou

先日の会合でもそんな話題になったとき、実は函館市から北海道に提出したデータが間違っていて、実際は外国人の宿泊数はもっと多いのだと聞きました。愕然としてしまったのは、その数字ではなく、間違っているものが訂正されることもなく、公のデータとして公表されていることです。数字自体、眉唾物で眺めていましたが、これではもう何も信用できません。

Shikabe

眉唾物の根拠として、上の表も載せてみました。上記はとある町が提出した、外国人宿泊者数と延泊数です。数千人も宿泊しているのに、すべての外国人が1泊しかしていない数字(宿泊人数と宿泊延数が同数)になっています。この町には大きな宿泊施設がひとつしかなく、この施設に詳細なデータが無かったのか、担当者が手抜きをしたかのいずれかでしょう。これでは、当ホテルのような小さな施設が、調べ抜いた詳細なデータを提出しても何の意味もなしません。

おそらく、こんなものはごく一部、経験的に台湾人(Chinese Taipei)が中国人と間違えられてカウントされることなど日常茶飯事なのでしょう。また、すべての施設が回答しているとは思えませんが、そのあたりも公表されておらず、かなりの部分が推計になっているのではないかと疑ってしまいます。

誰が悪いとは言えないかもしれません。全国的にしっかりとした基準が出来るまで、観光に関する数字は、斜めから見た方が良いというのが結論です。

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