戸切地陣屋跡の桜
今年は例年に比べ季節の進行が10日程遅れている印象で、函館及び近郊では珍しく、5月中旬にもかかわらず桜の見頃を迎えています。函館の隣街、北斗市にある桜の名所「戸切地陣屋跡(へきりちじんやあと)」は、郊外の高台にあるため函館市内より開花、見頃とも数日遅れる傾向にあります。函館市内の桜は、場所によっては散り始めの段階ですが、ここは今が満開見頃、昨日は多くの花見客で賑わっていました。
函館・江差自動車道「北斗中央インターチェンジ」を出て、旧大野町方面に進むこと数分、案内板を左折すると見事な桜のトンネルが出迎えてくれます(写真)。敷地も駐車スペースも大変広いので、花見客の数の割には各々絶好のポジションに陣取ることができます。花はソメイヨシノだけではないようですが、いずれもほぼ満開。マイナスイオンを感じながら、街中の桜の名所とは趣を異にした花見を満喫できました。
ところでこの「戸切地陣屋」は、江戸幕府が外国船に対する警備のため、当時の松前藩に築造させた「四陵郭」です。戊辰戦争の際、旧幕府軍の攻撃にあった陣屋守備隊が自ら火を放ち、敗走したとの記録が残っています。
同じく昨日、函館五稜郭地区では、桜の花びらが舞う中、戊辰戦争を後世に伝えることを目的とした「箱館五稜郭祭」が行われていました。
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