It's show time
趣味の話題を書かせていただければ、昨日のボクシング世界バンタム級タイトルマッチ。小学校3年生の時からボクシングマガジンを毎月欠かさず読み、首都圏在住時には後楽園ホールに幾度となく通い、人生に挫折したらプロボクサーになろうとまで考えていた(そんなに甘くはない)、極一握りの人にしか認められていないボクシングフリークの私の目から見て、過去、日本で行われた数多くの世界タイトルマッチの中でも、最高峰の戦いでした。
残念ながら日本が誇る希代のスーパーボクサー長谷川穂積選手は敗れてしまいましたが、わずか4ラウンド12分の攻防の中に、マニアを唸らす高度な駆け引き、技術戦が繰り広げられました。一瞬たりとも目が離せない短時間の戦いは、二十数年前、当時日本でも中継されたミドル級のビッグマッチ、マービン・ハグラーVSトーマス・ハーンズ戦を彷彿させました(マニアにしかわからない)。最近は話題先行、視聴率重視の世界タイトルマッチが多い中、昨日の試合は、主要4団体全クラス、現在何十名もいる世界チャンピオンの中でも十指に入る二人が戦った試合であったことを理解していた人がどれくらいいたでしょう。長谷川選手は敗れたものの、高レベルの試合を8割方支配していた内容は決して恥ずるものではありません。是非、復活してこれからも本物のボクシングを見せてもらいたいものです。
翻って今年の北海道のスポーツシーン。コンサドーレ札幌は昨年同様J2長期滞在を予感させる低調な戦いぶり。そして、我らが北海道日本ハムファイターズもまさかのスタート大失速。最下位低迷と、何とも盛り上がりません。昨日のサヨナラ勝ちをきっかけに、せめて来週末の函館開催まで連勝街道を続け、勢いをつけてこの街のファンを興奮させてほしいと思います。
プロがだめなら身内に期待。長男が通うサッカークラブでは、10歳以下のカテゴリーでは唯一北海道大会につながる予選に向けて特訓中。優勝候補のチームとあって練習も中々ハードです。GKの息子は週2度程、90分の通常練習の後、さらに1時間GK練習を自家発電のナイターの中、各学年のキーパー達とともに励んでいます(写真)。一時は練習が苦痛で仕方なかったこともあったようですが、気の合うライバルが加入したこともあって、明らかに雰囲気が変わってきました。有能なコーチの下、試合ではハラハラドキドキだった息子の守備も、何とか様になってきました。改めて運動能力(だけではないが)というのは、後天的な要素が強いものだと感じています。
休日の多くを練習や試合、送り迎えに費やされていますが、息子同様苦痛ではありません。
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