函館山裏クルーズ
函館市漁協が行っている函館山裏クルーズ。昨日、その試乗会に行ってきました。
クルーズといっても乗るのはイカ釣り漁船。函館漁港(通称入船漁港)発着で約20分ほどの行程です。昨日は肌寒く、風も強い曇天の生憎の天候。港内も波がうねり、聞けば普通なら出港を見合わせているとのこと。同業者たちと不安を口にしての乗船でした。
港を出ると、風が強くて寒いものの思いのほか波は穏やかでした。
穴澗の洞窟。子供の頃、このあたりは海水浴場となっており、ここに掛かっていたつり橋が怖くて渡れなかったことを記憶しています。天気の良い日、光の当たり具合で変色する洞窟内の海の色はとても幻想的だと聞きました。ペリー来航の際、この洞窟の内部を調査したとの記録が残っているそうです。
寒川地区。函館山の真裏ですが、、以前このあたりは60名ほどが住んでいた集落でした。一部に整地された後が残っています。
大鼻岬。正に断崖絶壁。函館市民でも漁師以外は中々この景色を見た人はいないでしょう。運がよければ、イルカやブリの幼魚の群れなどを間近に見ることもできるそうです。天気の良い日は津軽海峡全体も見渡せ、快感度も数倍アップするものと思います。
天候相手の商売、専門にやると採算的に難しいところを、漁協のサイドビジネスとしてなら可能だというところでしょうか。1名2500円は、正直少し高いかなと思いましたが、実際に乗ってみると妥当なところかもしれません。5~9月の週末を中心に最低2名から運行、修学旅行の受け入れの実績もあり、団体でのご利用は応相談。函館ホテル旅館組合内にある函館観光コンシェルジュセンター(0138-26-0300)でも、予約を承っています。
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