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2010年4月 9日 (金)

内定「はこだて広域観光圏」

Osima 昨日渡島檜山18市町村が認定申請していた「はこだて観光圏整備計画」が、観光庁から広域観光圏認定の内定を受けていたとの報道がありました。(画像は認定内定を受けたはこだて観光圏の市町村がある渡島半島と奥尻島)

広域観光圏とは、観光庁が認定した特定地域で、認定を受けた地域は観光に関する事業に対し国から補助金が出たり、宿泊施設が旅行商品を作成販売できるようになる(今の旅行業法では不可)、いわゆる「特区」のようなものです。(※後日訂正、販売は出来ても企画造成は出来ません)私の認識が間違っていなければ、例えば当ホテルタクシーでの周遊観光付プランを作り(※後日訂正、第2種旅行業の免許が必要です。)、ホームページや楽天トラベルなどのネットエージェントを通じて販売できるようになるもので、当業界にとって大きなメリットになります。

現在、認定を受けている広域観光圏は全国で30地域、道内で3地域あり、追加はこのたびの認定が最後になると言われています。昨年の事業仕分けで、この事業に厳しい見方がされており、今回認定されるのは全国で5ヶ所、北海道では1ヶ所になるのではと聞いていましたが、蓋を開けてみると申請した20地域のうち13地域もの認定がありました。最近、評価が落ちている民主党政権ですが、観光には力を入れてくれているようです。

当初「はこだて観光圏」は、この度の認定が狭き門になると見られていたことや、取り組みの遅れ、また鳩山首相のお膝元で道内観光業界の中心人物が多い胆振地区も立候補していることで、政治的にも選ばれるのは難しいとの意見が大勢でした。ところが、想定外に多くの地域を認定し、また高い評価で「はこだて」が認定を得たことは久々のポジティブサプライズ。逆に胆振地区は意外にも落選となりました。

政策の追い風もだまっていては何にもなりません。今後、やる気のある仲間達とそのメリットを享受すべく、積極的に活動していきたいと思います。

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