冷春
早いもので4月も残すところあと1週間。例年この時期になると、函館でもようやく「春」を感じられるようになるのですが、今年はずーっと3月が続いているようなイメージです。寒暖の変化の激しさがニュースになる関東地方とは違い、北海道は一向に暖かくなりません。函館では、4月に入って今日まで23日中、最高気温が平年を上回ったのはわずか6日。特に4月11日以降は、今日まで13日連続、平年値を下回っています。函館に戻って12度目の春ですが、こんなに寒い4月は初めてです。
これだけ寒いと、桜の開花時期が気になるところですが、今のところ開花予想日は5月6日~7日、平年より数日遅い程度で、むしろ意外感を覚えます。調べてみると、函館の桜開花の平年日は5月3日ですが、過去15年に限ってみると開花が5月にずれ込んだのはわずか4年。平年が遅く感じるのは、気温が低かった1970年代や、1984年の異常値(5月23日)が影響しているからのようです。
昨年のちょうど今頃、市内の日当たりの良い場所ではソメイヨシノの蕾が綻びはじめましたが、今年は未だ固く閉ざしたまま(写真、今日の函館公園の桜)。予報では来週以降も気温が上がらず、このままいくと桜の開花がさらに遅れ、近年では1984年に次ぐ遅い開花になるかもしれません。
本日の「バル街」。皆さん風邪をひかないように、冬の出で立ちで出かけましょう。
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