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2010年3月19日 (金)

都心「五稜郭」の凋落

函館駅前以上に商業ビルが立ち並ぶ本町・五稜郭地区。駅から4kmほど離れたこの地域は、裏通りも夜の街を形成し、函館の都心としての位置付けにあります。その中でも、丸井デパートそばの「五稜郭交差点」の一角は、市内商業地の公示地価の中で最高値を示している場所です。

Dvc00044 昨日公表されたこの地点の公示地価、全道でも3番目となる対前年16.5%の大幅な下落となりました。2年ほど前まで、新幹線開業期待に乗ったミニバブルの行き場の無い資金によるホテル建設などがあり、他の地方都市に比べ高止まりしていたのは事実ですが、それだけではありません。市内最高の公示地価の対象となっている一角の正面には、7階建ての巨大な空きビルが存在します(写真)。昨年5月に、不況による売上げの減少と建物の老朽化から撤退したスーパーグルメシティ(ダイエー)が入居していたビルです。破綻した丸井の函館店の存続が決定してほっとしたのも束の間、同店とともにこの地域の中核を担っていた大型スーパーの撤退は、この地域を訪れる買い物客の激減を招いたのは言うまでもありません。

Dvc00045 右の写真は、上記空きビルのはす向かい、公示地価の対象となっている土地が面する交差点の、別の一角にある商業店舗です。本来なら、超のつく一等地の,道路に面した一階部分が軒並み空き店舗となっています。大幅に値下がりした地価ですが、素人目にも、下げ止まってはいないことは一目瞭然です。

函館は地形的な特性もあって、都市圏人口三十数万の地方都市でありながら、中心街が複数に分散し、都心機能はどこも人口の割に脆弱です。その中でもかろうじて、都市の顔となっていた五稜郭地区の衰退は、街の力を奪い取られるような不安を感じます。11年前、函館に戻ってきたとき、五稜郭の商店街の関係者が、「今のままではここも大門(衰退した函館駅前商店街)のようになってしまう」と言っていたのを記憶していますが、現実味をおびてきました。

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画像を拝見しましたが、ストリートビューで見る海外の新興国の真新しいビル群との落差に愕然としますね。日本は先進国ではなくなったんだなと痛感します。

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