除雪あと 残った雪で ゆきだるま
函館はこの一週間、寒波による連日の降雪で積雪が一時30cmを超えました。12月としては異例の大雪に、頻繁に除雪が行われる国道などの幹線道路はともかく、交通量が多くても当ホテル前の市道や、住宅街の生活道路は車がスリップして立ち往生するなど、交通に支障をきたしていました。
函館では、大雪が降ると行政が除雪車を出して大掛かりに除雪を行います。しかし、今回は除雪を行う積雪の基準を超えていたにもかかわらず、市道にはなかなか除雪が入りませんでした。そのため、市民からの苦情が殺到し、昨日になってようやく全市的な除雪が行われました。
市では生活道路を含めた除雪には2500万円ほどの費用がかかり、財政難の折、降雪が一段落するまで除雪を見送っていたとのこと。年度末ならともかく、冬本番を前にしたこの時期に大規模な除雪を行うと、除雪費が底をついてしまうと考えたのでしょうか。札幌などのように、慢性的に積雪があるところとは異なり、比較的雪の少ない函館のような地域は除雪にそれほど多くの予算が組まれていないのでしょう。市の判断うんぬんを問う以前に、便利になりすぎている世の中が、当たり前のようには続かないのだろうと考えさせられました。
兎に角、当ホテル前の道路の交通もスムーズとなりひと安心。残雪で朝市関係者が造ったと思われる雪だるまが、観光客の注目を集めていました。(ホテルニューオーテ入口前)
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