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2009年11月14日 (土)

来年の話・・・函館観光

来年のことを予想すると、景気の回復など到底望めません。むしろ2番底を探りにいくものと考えています。百歩譲って景気が多少回復したとしても、観光需要が盛り上がるようなことはあり得ないでしょう。

Dvc00030  マクロ的に見ると、私たちの業界は来年も厳しさが続くことが予想されます。しかし、こと函館に関しては、今年の観光客の入込数がボトムとなり緩やかながら回復に向かうものと考えています。今年の大幅な落ち込みは、景況感もさることながら、初めからマイナス材料が見えていてある程度の予想は出来ていました。そのうちのひとつが函館競馬場の改修です。中央競馬が開催される函館には6月中旬から8月上旬までの約2ヶ月間に、ファンや競馬関係者、メディアやイベンターに至るまで、全国各地から宿泊を伴ってやってきます。今年減少した観光客数十万人のうち、数万人は競馬開催が無かった影響といっても過言ではないと思います。来年は、新競馬場で開催されるとなると、少なくとも競馬関係者はお釣りをもってやってくるでしょう。(写真は改修が進む函館競馬場)

また、来年は久々に新たな観光スポットの目玉となる「箱館奉行所」が完成し、公開されます。事前の準備、広報が不十分で観光客の誘客にはほとんど寄与しなかった「開港150周年記念イベント」とは異なり、旅行代理店などの関心も高く、集客面においては間違いなくプラスに作用すると思います。

そして来年の函館観光に一番影響を与えるのは12月の新幹線新青森駅開業です。何故函館と思われるかもしれませんが、新幹線が新青森まで来ると百数十万の商圏人口を抱える仙台圏が3時間半程度で結ばれ、南東北、北関東からの移動距離も格段に短縮されます。日本有数の観光都市函館にとって、申し訳ありませんが青森以上のチャンスです。あとは、我々業界が如何にアピールしていけるかだと思います。

幸か不幸か作秋のリーマンショックで、大型ホテル数棟の建設計画が頓挫しました。既存業者は首の皮一枚繋がった形です。しかし、多少函館に追い風が吹いても厳しい競争に変わりありません。人口が減少する中、絶対的な需要が膨らむ訳ではなく、景況感からビジネス需要の増加も望めないでしょう。街が、業界が、自分の施設が変わっていけなければ淘汰の波にさらわれるだけです。

来年の話。鬼の皆さん笑って下さい。

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