歴史的建造物の宝庫~函館西部地区~
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函館の西部地区は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。明治から大正にかけての歴史的な建物が外観を維持しながら再利用されており、街全体がタイムスリップしたようなレトロな気分にさせてくれます。
建物単体だけではなく地域を面として保護した結果、現在実際に住宅や店舗として使われているもの一つ一つにも価値がある、生きた歴史的建造物の博物館となりました。これは全国にいくつかある観光用の異人館などとは明らかに趣を異にする、函館独特の魅力といっても良いでしょう。
写真は明治13(1880)年に建てられた「旧金森洋物店」です。風が強い函館では、幾度も大規模な大火に見舞われ、街の多くを失ってきたため、古くから不燃質家屋の建設が進みました。この金森洋物店もそのひとつで、明治40年の大火で、周囲の不燃質店舗を含むほとんどの家屋が消失する中、この建物だけが難を逃れました。
老朽化から1999年に復元され、現在は市立函館博物館郷土資料館として利用されています。
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